50代・60代から始めるインビザライン矯正についてわかりやすく解説!

  • 2024.03.25
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「50代・60代でもインビザラインを利用できるか知りたい!」

「インビザラインとは何か、そのメリットやデメリットは何かについて分からない」

といった人は多いかと思います。

50代・60代では若いころのように矯正治療ができるかどうか不安ですよね。

本記事では、これまで2000件以上の歯科相談にのってきたデンタルジュが、50代・60代が受けるインビザラインについて詳しく解説していきます。

本記事を読むと、50代・60代の人がインビザラインで矯正治療を受けるメリット・デメリットを理解できるでしょう。

本記事には、「50代・60代の人が抑えておくべき矯正治療の情報」を詰め込んでいます。

ぜひ参考にしてみてください!

インビザラインとは

インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社によって開発された、透明なマウスピース型の矯正装置を用いた矯正治療法です。

この治療法では、患者一人ひとりの歯並びに合わせてオーダーメイドでマウスピースが作製されます。

また、複数枚のマウスピースを段階的に装着することで歯を徐々に移動させ、歯並びを改善していきます 。

【インビザラインとは】インビザラインでの歯科矯正のメリット・デメリットを解説!

インビザラインでは3Dコンピューター技術を使用して患者の口腔内を精密にスキャンし、歯の現在の状態から理想の位置へと移動させるためのマウスピース(アライナー)を製作します。

マウスピースは約1〜2週間ごとに次のものに交換します。

インビザラインのメリット

インビザラインのメリットには次のようなものが挙げられます。

目立たない

 透明なマウスピースを使用するため、矯正装置がほとんど目立ちません。

人と話すことが多く見た目を重視したい方にお勧めです。

清潔に保ちやすい

マウスピースは取り外しが可能なため、食事の際に外して、いつも通り歯磨きができます。

マウスピースも洗浄できるので清潔な状態を保てます。

痛みが少ない

複数枚のマウスピースを段階的に交換しながら徐々に歯を動かすため、歯に加わる力が少なく痛みも少ないです。

金属アレルギーの心配がない

ポリウレタンというプラスチック素材を使用しているため、金属アレルギーを引き起こすことがありません​​。

インビザラインのデメリット

一方、インビザラインには以下のようなデメリットも存在するので注意しましょう。

装着時間の管理が必要

1日に20時間以上の装着が推奨されており、装着時間を守らないと治療結果に影響が出る可能性があります​​。

外したまま付け忘れたり、紛失したりしてしまう場合もあるので注意しましょう。

治療が適用できない症例もある

重度の歯並びや噛み合わせの問題は、インビザライン治療だけでは対応できない場合があります​​。

取り外しに手間がかかることがある

食事のたびにマウスピースを外す必要があり、外食時などでは少し手間がかかることがあります​​。

外した後はしっかりと装着しなおす必要もあり、その手間が面倒に感じる方もいるかもしれません。

インビザラインがつらいといわれるのはなぜ?その理由と対策法を紹介

治療の流れと費用

インビザライン治療の流れは、まずカウンセリングを受け、その後に精密検査を行い、治療計画に基づいてマウスピースが製作されるといった形でスタートします。

患者は指示に従ってマウスピースを定期的に交換し、定期的にクリニックを訪れて進捗をチェックします​​。

歯が動いた後は、リテーナーという装置を装着して歯の位置を保定します。

費用に関しては、インビザライン治療は自由診療であり、費用はクリニックによって異なりますが、一般的に全体矯正で80万円〜100万円程度、部分矯正で30万円〜60万円程度とされています。

インビザラインで矯正治療する時の費用・値段はどれくらい?

50代・60代でもインビザラインはできる?

50代や60代であっても、インビザラインによる矯正治療を受けることは可能です。

多くの人が「この年齢で矯正治療を始めるのは遅いかもしれない」と不安に思うかもしれませんが、矯正治療に年齢の制限はありません。

矯正治療は虫歯・歯周病対策にもなる

正しい歯並びは、虫歯・歯周病の予防にも役立ちます。

歯並びが整うことで、歯を磨きやすくなり、歯垢の除去が簡単になります。

特に50代・60代は、虫歯・歯周病のリスクが高まる年齢でもあるため、インビザラインによる矯正治療によってそのリスクを軽減しましょう。

矯正治療は全身の健康にもつながる

歯並びが良いと、噛む力が均等に分散され、食べ物をしっかりと噛むことができます。

これにより、内臓への負担が軽減します。

また、噛むこと自体が顎の筋肉を使うため、噛みやすくなると顎関節症の予防や顔周りの筋肉を正しく鍛える効果も期待できます。

さらに、発音も明瞭になります。

したがって、健康的な噛み合わせは、全身の健康維持に寄与するといえるでしょう 。

50代・60代の人がインビザラインを選ぶメリット

ここまで、矯正治療を受けることで上記のようなメリットを得られることを紹介しました。

ここからは、特にインビザラインによる矯正治療は、50代・60代の方々にとっても多くのメリットがあることを紹介します。

目立たず見た目が気にならない

インビザラインは透明なマウスピース(アライナー)を用いるため、他の矯正方法に比べて非常に目立ちにくいです。

50代・60代の人で特に人と話す機会が多い人でも気にせず治療に臨むことが可能です。

徐々に動かすため痛みが少ない

先述の通り、インビザライン治療は複数のマウスピースを用いて歯列を徐々に整えます。

一度に大きな負荷をかけるわけではないため、従来のワイヤー矯正に比べて痛みが少なく、痛み止めを服用せずに過ごせる人も多いです。

痛みが大きいとストレスも大きくなるでしょう。

ストレスが大きくなると健康に様々な害があります。

そのような状況を避けたい人にとって痛みが少ないことは大きな利点となります 。

通院頻度が少ない

ワイヤー矯正の場合、装置の調整のために1か月に1回ほどの頻度で頻繁に通院する必要があります。

一方、インビザラインの場合は自宅でマウスピースの装着と交換を行うため、通院の頻度を減らすことができます。

治療開始から間もない時期は1〜2か月に1回ほど通院することが推奨されますが、その後は2〜3か月に1回程度の頻度で通院することになります。

このことは、忙しい毎日を送る50代・60代や、通院が困難な方にとってメリットとなるでしょう。

50代・60代の人がインビザラインを選ぶデメリット

一方、インビザラインには以下のようなデメリットがあります。

ここからは、インビザライン矯正を50代・60代の方が受けるデメリットについて紹介します。

インビザラインで失敗する例8選!失敗しないためのポイントも解説

若い人より歯が動きにくい

これは矯正治療一般で言えることですが、矯正治療では、歯の代謝を利用して歯を動かします。

しかし、年齢を重ねると、歯や骨の代謝が若い頃に比べて遅くなります。

その結果、50代・60代で矯正治療を受ける場合、歯が動くのが遅くなる傾向にあり、治療期間が長引く可能性があります。

対応できない症例も

インビザラインはマウスピース矯正ブランドの中では比較的多くの症例に対応可能ですが、極端に複雑な歯並び噛み合わせの問題は、インビザラインのみでの治療が難しい場合があります。

このような場合、ワイヤー矯正での矯正治療や、インビザラインとワイヤー矯正の併用が必要になることもあります。

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治療の流れ

ここからは実際にインビザラインでの矯正治療がどのような流れで進んでいくのかを細かく紹介していきます。

カウンセリング

まず自身の症状や希望を伝えたり、矯正治療に関する疑問点を質問したりする場が設けられます。

例えば、抜歯に関する疑問点、費用感や通院頻度などを聞いておくとよいでしょう。

カウンセリングは無料で行う医院もありますが、5,000円程度の費用が発生する場合もあります。

インビザラインの無料相談の流れと聞くべきことを解説!

精密検査

カウンセリングが終了した後、口腔内の状態を詳しく把握するために精密検査が行われます。

検査内容には、虫歯・歯周病の検査、レントゲン撮影、CT撮影、および歯並びの型取りなどがあります。

これらのデータは、インビザラインで使用されるマウスピースの製作に必要となります。

 

もし、この検査の段階で虫歯・歯周病が見つかった場合はそちらの治療が優先されることがあるので注意しましょう。

クリンチェック

クリンチェックとは、アライン・テクノロジー社が提供する歯の動きをシミュレーションするシステムです。

クリンチェックでは口腔内をスキャンし、3Dモデルで予想される歯の動きを予測します。

このシステムは無数の症例データをもとに作られているため比較的正確な予測ができるとされています。

ここで示されたデータをもとに、担当の医師が治療計画を策定していきます。

マウスピースの製作

担当の医師が作成した治療計画に基づき、アライン・テクノロジー社にマウスピースを発注します。

マウスピースは海外で製造されるので2週間〜1か月ほどで患者のもとに届きます。

治療開始

マウスピースの着用を開始し、1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換します。

定期的に通院し進捗状況をチェックし、必要に応じて調整を行います。

この期間で、新たにマウスピースを追加作成し治療計画を修正することもあります。

保定期間

歯が新しい位置に移動した後、保定期間という期間があります。

歯は動かした後でも元あった位置に戻ろうとする働きがあります。

そのため、リテーナーという装置を装着し、動かした後の位置に歯を固定する必要があります。

まとめ

本記事では、50代・60代の人がインビザラインで矯正治療をおこなう場合のメリット・デメリットを紹介してきました。

50代・60代の人でも基本的に問題なく矯正治療を受けることができますが、若い人と比較して治療期間が長くなりやすいことがあります。

一方で、虫歯・歯周病のリスクを減らしたり、全身の健康に良い影響を与えたりします。

特に、インビザラインでの矯正治療には、痛みが少なかったり目立ちにくかったりといったメリットがあります。

もし、本記事を読んで、歯科矯正について前向きな気持ちになった・相談したいという場合はぜひデンタルジュに相談してみてください!

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