歯科矯正の調整日には何をする?痛み伴う処置はある?

  • 2023.07.042024.02.29
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歯科矯正は虫歯と違い、短期間で終わる治療ではありません。歯科矯正を始めると定期的に矯正装置を調整するために通院する必要があるのです。その調整する日を文字通り「調整日」といいます。今回は調整日についてお伝えします。

歯科矯正の調整日って?

歯科矯正の調整日とは矯正装置を調整する日です。また、矯正装置の調整だけではなく歯やお口の中の状態の確認も同時におこないます。

矯正装置の調整

矯正装置の調整をおこないます。特にワイヤー矯正は患者さまご自身でワイヤーの交換をすることができません。そのため調整日に歯科医師にお口の中の状態をしっかり診てもらい、トラブルがないか確認してもらいましょう。

歯が移動しているかどうかチェックする

歯が予定通りに移動しているかどうかチェックします。万が一、治療計画とは違う動きをしていたら早めに処置することで大きなズレを防ぐことが可能です。歯の動きが大きくズレる前に軌道修正するためにも、調整日は大切な日となります。

アタッチメントをつける

歯を思い通りに動かすために、アタッチメントという白い小さな突起を歯の表面につけることがあります。これはすべての歯科矯正で使用するものではありませんが、お口の中の状態次第では必要な処置です。

ディスキングをおこなう

ディスキングとは歯をキレイに並べるスペースが足りないときに、歯と歯の隙間を少し削ってスペース不足を解消する処置です。ディスキングは調整日におこないますが、こちらもアタッチメントと同様に必ずおこなうものではありません。

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調整日の頻度とは

調整日にどんなことをおこなうのか、お分かりいただけたのではないでしょうか。それでは、調整日はどれくらいの頻度で通院するのかご説明いたします。

調整日の頻度はどれくらい?

結論からいうと月に1度程度の間隔で通院することになります。特に歯科矯正をはじめたばかりのときには、歯や歯ぐきの痛みといったトラブルがおきやすいです。そのため、最初は間隔をあまりあけることはおすすめできません。歯科矯正が終盤になってくると、2ヶ月に1度など間隔をあけて通院することが可能になります。

調整日の治療はどれくらい時間がかかるの?

調整日の治療は30~60分ほどになります。ワイヤー矯正はワイヤーを取り外して交換し、矯正装置の調整もおこなうため60分ほどかかるでしょう。また、舌側矯正は矯正装置が内側にあり、見にくいため時間が長くかかる可能性があります。マウスピース矯正はディスキングやアタッチメントといった処置や特に気になるところがなければ、治療時間は30分ほどです。

矯正の調整後は痛みを感じる?

歯科矯正は痛いというイメージがある患者さまも多いかと思います。矯正治療中は装置に慣れてくると痛みは感じにくいです。それでは、調整直後はどうなのでしょうか。

矯正の調整後の痛み

矯正の調整直後は痛みがでやすいです。最初は痛みが強くでやすいですが、徐々に落ち着いてきます。だいたい1週間ほどで慣れてくるでしょう。痛みに弱く、心配な患者さまには痛み止めの処方ができる歯科医院も多いです。

調整後の痛みが激しく1週間も我慢できない

調整後の痛みは通常ですと徐々に落ち着いていきます。3日間ほどは痛みが強くでやすいため、痛み止めの服用が必要になることもあるでしょう。しかしながら、痛みが強すぎて痛み止めの薬も効かないときにはお口の中でトラブルが起きている可能性があります。我慢しすぎずに早めに歯科医院へご相談ください。

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調整日にかかる費用はどれぐらい?

調整日にかかる費用は調整料といいます。調整料は保険適用されないため、全額自費負担です。そのため、歯科医院によって値段がかわるものです。

調整料はどれぐらいかかる?

調整料は5000~10000円くらいかかる歯科医院が多いです。歯科矯正を始めると毎月かかる費用ですので、治療しはじめる前に確認すると安心して通院できます。

調整費が無料になることもあるって本当?

歯科医院によっては最初に支払う歯科矯正費用に含まれているケースもあります。このようなシステムの歯科医院ですと、思ったよりも治療が長引いたときにも調整費を追加で支払う必要がなく料金が明確でわかりやすいです。一概にどのシステムがいいとは言い切れませんが、矯正相談のときに費用についてよく聞いて納得できる歯科医院での治療がおすすめです。

もし矯正の調整日に行けなかったら?

 

歯科矯正の調整日は治療計画をスムーズに進めるために大切な日です。そんな調整日に行けなかったらどんなことが起きるのでしょうか。詳しくご説明いたします。

予約した調整日に行けなかったらどうなるの?

調整日に歯科医院へ行けなかったら、どんな悪影響があるのか心配になってしまいますよね。しかしながら、大きな悪影響があるわけではありません。矯正が進まなくなるといったデメリットはありますが、調整日に通院できなかったからいきなり虫歯や歯周病になるということもありませんのでご安心ください。

調整日に行けなかったらどうしたらいい?

予約した調整日に行けなかったら、予約をお取り直しください。治療を最短でおこないたいときには、なるべく早い日程での予約がおすすめです。前述のとおり、治療が進まなくなるだけで大きな悪影響があるわけではないため、無理なさらないようにしてくださいね。

調整日にいけないと追加費用がかかるの?

調整日にいけないからという理由で追加費用がかかる歯科医院は少ないですが、治療期間が延びると調整費がかさむ可能性はあります。また、調整日は装置の調整だけでなくお口の中の状態をチェックしますので、長期間通院できないあいだに虫歯や歯周病ができて悪化するかもしれません。

まとめ

歯科矯正の調整日は治療をスムーズに進めていくためには大切な日です。矯正装置の調整はもちろんのこと、患者さまご本人も気づいていないような小さな虫歯や歯周病も調整日に発覚すればすぐに治療することができます。そのため、調整日には毎回歯科医師の指示通りの間隔で通院することがおすすめです。万が一、調整日に行けなくても予約を取り直せばいいだけですので焦らずに通いましょう。歯科矯正は長期間の治療となります。多忙でなかなかスケジュールが組めないときには歯科医院にご相談のうえ、無理のないように通ってくださいね。

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