出っ歯はどんな歯科矯正がおすすめ?上顎前突にお悩みの方へ

  • 2022.01.272024.02.29
出っ歯はどんな歯科矯正がおすすめ?上顎前突にお悩みの方へ

矯正の相談医院探しカウンセリング予約

"歯のプロ"であるコンシェルジュがすべて無料ででサポートいたします!

もっと詳しくデンタルジュLP

(完全無料)

導入【歯科矯正の医院予約代行 デンタルジュ】

前歯が前に飛び出ているいわゆる「出っ歯」の状態。

顎の小さい日本人は出っ歯に悩んでいる方が多く、歯科矯正を始める理由にもなっています。一方で自分で出っ歯を治そうとする人もいますが危険なのでやめましょう。

この出っ歯は、歯科用後で「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」と言われますが、どんな歯科矯正が治療に適しているのでしょうか?

今回は、出っ歯になってしまう原因、出っ歯の治し方や治療期間とおすすめの歯科矯正についてお話ししていきます。さらに、具体的にどれくらい費用が掛かるのか紹介します。また、治療を検討していなくても、自分がどの程度出っ歯なのか判断する基準もお話しするのでぜひ参考にしてみてください。

出っ歯(上顎前突)とは?

出っ歯(上顎前突)とは?

出っ歯(上顎前突)【歯科矯正の医院予約代行 デンタルジュ】

私たちが「出っ歯」と呼んでいる歯並びは、「上顎前突」と呼ばれ、上の前歯が突出した状態のことを言います。

この状態では唇を閉じることが難しく、重症の場合には口を閉じていても歯が飛び出してしまったり、口元がもっこりしている「口ゴボ」と呼ばれる状態になるため、見た目への悪影響が非常に大きいです。

歯並びが出っ歯か判断するには?

それでは具体的に自分の歯並びが出っ歯であるか判断するにはどのような基準を参考にすればいいのでしょうか。

まず、前提ですが、歯科ではいわゆる「上の歯と下の歯の隙間が〇〇mm以上であれば矯正が必要」といったような基準は用いないそうです。

診断自体は、歯周病や虫歯などになるリスクがあるか否かを総合的な口内環境や生活習慣などに基づいてなされます。

そのため、見た目が気になる人は、隙間の大小に関わらず、矯正治療に取り掛かるのは問題ないです。

矯正治療で出っ歯を治す!横顔を美人に見せる方法

一方で、セルフである程度判断したいという方に向けて目安はあります。
以下の視点に基づいて出っ歯か否かは判断できます。

・鼻と顎の先端部に定規を当てたとき上唇に強く定規が当たる
・横から見ると口元が出ている=いわゆる口ゴボの状態
・口を開けて過ごしていることが多い
・口を閉じるときに意識をしたり力を入れないと閉じられない
・口を閉じているときに口のまわりに力が入っている
・口を長時間閉じていられない
・口を閉じたときに顎にシワが出る

繰り返しますが以上の基準はあくまで参考なので、自身が気になる場合はまずは歯科医師に相談してみることをお勧めします。

出っ歯を矯正治療で治したい!矯正方法や費用、期間を解説

重度の出っ歯と軽度の出っ歯

出っ歯には重度のものと軽度のものがあります。

基本的に重度の出っ歯は骨格上の問題によるものが多く、矯正治療で治らないことがありますが、軽度の出っ歯は矯正治療で完治することができます。これは軽度の出っ歯は歯のみが前に出ていることが多いためです。

そのため、外向きに生えている歯を内向きに矯正すれば完治することができます。
また、状態によっては部分矯正で出っ歯は治すこともできます。

以下では矯正治療で治せる軽度の出っ歯について中心的に扱っていきます。

出っ歯は自然治癒しない

顎は成人すると発達しきってしまい、その後は自然に変化していくことはほとんどありません。

歯についても歯並びは幼少期にほとんど確定してしまい、その後に自然に正しい位置に戻ることはほとんどありません。

そのため、出っ歯に関しても自然に治癒することはほとんどなく矯正治療による改善が望まれます。

出っ歯を自己流で治療しようとするのは危険

出っ歯を自己流で治療しようとするのは危険【歯科矯正の医院予約代行 デンタルジュ】

出っ歯の方の中には自力で治そうと努力をしている方もいますが、それにはリスクがあります。

例えば、前歯を押すといった行為は、強い負荷を歯にかけてしまうことになり、歯根がダメージを受けることとなります。

さらに、歯ぐきからの出血や歯のグラつき、最悪の場合には歯が抜けるといった事態に陥ってしまいます。

そのため、必ず出っ歯の治療は専門家の支持のもと正しく行いましょう。

口腔周囲筋機能療法(MFT)による改善

口腔周囲筋機能療法(MFT)とは口腔周囲の筋肉のバランスと機能を改善することを目的とした治療法です。主に舌や表情筋などのエクササイズを行います。

出っ歯の原因の一つに、口腔周囲の筋肉の不均衡があり、この治療法は筋肉動作の協調性を改善するという点で効果的です。しかし、結論として、この治療法のみで出っ歯を完治させることはほとんどできません。

口腔周囲筋機能療法はあくまで矯正治療の補助的な役割を果たすにすぎず、現状の歯並びの悪化を防ぐ程度の効果しかもたらさないものであると考えましょう。

出っ歯になってしまう原因

出っ歯になってしまう原因には生まれつきの「先天的な問題」か習慣などで起こる「後天的な問題」の2つに分かれます。

それぞれ説明していきますね。

先天的な問題

遺伝【歯科矯正の医院予約代行 デンタルジュ】

こちらは生まれつき歯や骨格に問題があるケースです。顎が小さく歯が大きい人は、歯が並び切るスペースがないために、前歯が前に出てしまっていることがあります。

また、骨格の問題で上顎自体が前に出てしまっている場合は、通常の歯科矯正だけでは治療しきれないために外科手術が必要になり、手術後に歯科矯正で歯並びを整えていきます。(外科矯正)

こちらのケースが大掛かりな処置になりますので、外科矯正に力を入れいている歯科医院で治療を受けましょう。

後天的な問題

こちらは、子供の頃の指しゃぶりや舌で前歯を押す、爪を噛む癖などの「口腔習癖によって、出っ歯になってしまうケースです。

後天的なケースでしたら、通常の歯科矯正で治療が可能です。

しかし、口腔習癖が残ったままですと矯正終了後に歯が後戻りを起こすことがありますので、MFT(口腔筋機能療法)などで改善する必要があります。

出っ歯におすすめの歯科矯正方法は?

ワイヤー矯正はおすすめの一つ【歯科矯正の医院予約代行 デンタルジュ】

軽度な出っ歯(上顎前突)であれば、ワイヤー矯正、裏側矯正、インビザラインなどどんな矯正方法でも治療が可能です。

ご自身の希望にあったものを選択していただけると思います。

しかし、顎が小さく抜歯の数が多い場合には、インビザラインのみでの治療ができないこともあります。

その場合は、ワイヤー矯正で治療を進めていくか、ワイヤー矯正とインビザラインの併用で治療を進めていくことになります。

こちらの判断は担当してくれる矯正医の診断になりますので、指示に従いましょう。

また、先ほども説明したように骨格に問題がある場合は外科手術をした後に歯科矯正を行う「外科矯正」になる場合があります。

その場合は、主にワイヤー矯正が選択されるでしょう。

まずはご自身がどの程度の上顎前突なのか、歯科医師に診てもらうことが大事です。

軽度の出っ歯なら部分矯正でも治療が可能

骨格の問題がなく、軽度な出っ歯(上顎前突)であれば前歯のみの部分矯正で治療が可能なこともあります。

部分矯正は、前歯6本(各上下)のみを矯正する治療方法で、ワイヤー矯正で行われます。

費用と期間が少なく、気軽にできる矯正治療なので若い方にも人気があります。

ただし、見た目を治療するだけで噛み合わせなどは改善することができませんので、噛み合わせに問題がある方は、全顎の矯正治療を受けるようにしましょう。

インビザラインGoの費用はいくら?出っ歯は治せるのか対応できる症状も解説

出っ歯(上顎前突)の治療にはどれぐらいの期間がかかる

出っ歯を歯科矯正で治す場合は、どれぐらいの期間がかかるのでしょうか?

結論から言うと最低でも2年〜3年ほどかかります。

これは、ワイヤー矯正でもインビザラインでもほとんど変わりません。歯並びの度合いによっては3年以上かかる方もいます。

インビザライン矯正は、取り外しができるマウスピースを使った矯正なので大きなイベントがあっても問題ありません。

しかし、ワイヤー矯正は一度装着するとご自身で取り外すことができないので、あらかじめ計画的に始めるようにしましょう。

歯科矯正には長い時間がかかりますが、美しい歯並びのためにしっかり頑張りましょうね!

まとめ

まとめ【歯科矯正の医院予約代行 デンタルジュ】

今回は、出っ歯(上顎前突)はどんな歯並びなのか?どんな歯科矯正がおすすめなのかについてお話ししました。

上顎前突は上の前歯が極端に前に出てしまっている状態の不正咬合です。この歯並びだと口元が突出しているために口ゴボなど見た目への影響が大きく、人前で話すのが苦手という方も多いです。

また、上顎前突の方は口呼吸になりやすい傾向にあり、口が乾燥しやすく虫歯や歯周病のリスクも高くなっていきます。

上顎前突は軽度から中等度なものであれば、ワイヤー矯正、裏側矯正、インビザラインなどどんな矯正方法でも治療が可能です。

また、軽度なものであれば部分矯正で改善することもできるでしょう。

しかし、重度の上顎前突で複数の抜歯が必要になる場合などは、インビザラインをはじめとするマウスピース矯正のみでは治療ができないケースもあります。

ご自身がどの装置で治療したらいいのかは、歯科医師の判断になりますのでまずは歯科矯正の無料相談に行ってみましょう。

デンタルジュでは、その人にあったクリニック探しのお手伝いをしております。ぜひご活用ください。

 

こちらの記事もおすすめ:矯正治療が必要な不正咬合とは?問題のある歯並びについて

矯正治療が必要な不正咬合とは?問題のある歯並びについて

歯列矯正のゴムかけはどんな効果がある?出っ歯や受け口への効果も解説

矯正の相談医院探しカウンセリング予約

"歯のプロ"であるコンシェルジュがすべて無料ででサポートいたします!

もっと詳しくデンタルジュLP

(完全無料)