インビザライン治療中に転院した場合の費用について解説します!

  • 2024.04.12
インビザライン治療中に転院した場合の費用について解説します!

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「インビザラインの矯正治療で転院を検討している!」

「インビザラインの転院で必要な手続きは?」

といった人は多いかと思います。

転院してしまうと治療に支障が出るのか、費用がかさんでしまうのか不安ですよね。

本記事では、これまで2000件以上の歯科相談にのってきたデンタルジュが、インビザライン治療中に転院をする場合について詳しく解説していきます。

本記事を読むと、インビザラインで治療する際、「転院を検討しなくてはいけない場合はどのような場合か」といったことや「その際にどうすればよいか」といったことを理解できるようになるでしょう。

本記事には、「インビザライン治療中に転院を検討する際に知っておくべき情報」を詰め込んでいます。

ぜひ参考にしてみてください!

インビザライン治療中の転院はできる

インビザラインの矯正治療中に転院が必要になるケースは、引っ越しや歯科医院への不満などさまざまな理由があります。

結論から言うと転院自体は可能です。

しかし、転院先が紹介されることは多くはないため、転院先の医院は自身で調べて見つけなくてはいけないこともあります。

したがって、転院はできるが苦労することがあるという表現が適切でしょう。

転院時の流れと必要な手続き

転院する場合の一般的な手順は、まずインビザライン治療を受けている歯科医師に転院の相談を行います。

その後にインビザライン・ジャパン社に転院申請を行い、患者情報を転院先に移行することになります。

その際に系列の医院に転院すれば費用や治療方針にそこまで変更なく治療を継続できますが、そうでない場合には別途、治療契約と追加の費用が発生することが一般的です​​。

矯正歯科を転院した場合の費用

矯正治療中に歯科を転院する際、最も気になるのは費用の問題ではないでしょうか。

既に進行中の治療を他の歯科医院で続けることになった場合、転院元と転院先の両方で発生する費用について把握しておく必要があります。

6.7割返金があることも

日本臨床矯正歯科医院では、矯正治療の進行度に応じて治療費の返金を推奨しています。

このガイドラインに従い、多くの歯科医院では治療進行度に基づいて一定の割合で費用を返金しています。

ただし、実際の返金率は歯科医院によって異なり、一般的には治療費の6.7割が返金されることもあれば、より低い割合で設定されている場合もあります。

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全額返金は難しい

治療が始まってしまった後の全額返金は、ほとんどの場合難しいとされています。

矯正治療にかかる費用の大部分は矯正装置そのものや初期の計画立案に充てられるため、これらの費用は返金が難しいです。

転院に伴う費用の詳細や返金の制度に関しては、具体的には転院元の歯科医院との契約内容や歯科医師の判断によって決まることが多いので、治療開始前にしっかりと確認し、書面での契約を交わしておくことが重要です。

ただし、明らかに医院側に問題がある場合には返金される可能性があるので専門家に相談してみてください。

インビザライン治療中に転院する理由

インビザライン治療は数ヶ月から数年にわたる長期間の治療を要します。

この間に様々な生活の変化が起こり得るため、転院を考えることも珍しくありません。

予め、これらの理由を把握しておき、自分が転院を検討する可能性があるか把握しておきましょう。

主な理由としては以下のものが挙げられます。

もし、これらの理由が当てはまりそうな人は治療開始前に医院の転院の制度を確認するようにするとよいでしょう。

転勤、転校など

職場や学校からの転勤、転校は、インビザライン治療中に転院を考える理由でも特に多くなっています。

インビザラインでは通院の回数は比較的少ないですが、遠方に引っ越さなくてはいけなくなった場合は通院が困難になるので転院を検討する人は多いです。

留学することになった

留学など、長期間の海外滞在が決まった場合も転院の大きな理由となります。

留学先での矯正治療の継続には、言語の壁や治療費の違い、保険の適用範囲など、たくさんの問題があります。

そのため、出発前に現在の治療内容をしっかりと伝え、留学先での治療計画を事前に準備することが重要です。

また、海外転勤の可能性がある人も同様の理由で注意した方が良いといえるでしょう。

生活の変化

生活の変化も、インビザライン治療中に転院を検討する一因となります。

この変化には、例えば、結婚や子どもが増えたといったことや介護の必要性などといったものが考えられます。

これらの生活変化の大きさによっては、より治療の継続がしやすい環境への転院が望ましいことがあるでしょう。

医師が合わなかった

治療を受ける上で医師との相性は非常に重要です

インビザライン治療は長期にわたるため、患者と医師との信頼関係が不可欠です。

しかし、治療方針の違い、コミュニケーションの問題、期待していた歯並びとのずれなどにより、医師との相性が合わないと感じる場合があります。

医師との相性が合わないと感じた場合、患者は不安やストレスを感じやすく、治療のモチベーションの低下につながることもあります。

そのため、治療の進行に影響が出る前に、転院を検討することが重要となる場合があります。

保定期間中の転院は可能?

保定期間中の転院も可能です。

歯を動かす動的治療期間と比べ、保定期間は通院頻度が少ないものの、そこで通院を止めててしまうと後戻りのリスクが生じてきます。

たとえ、保定期間になったとしても必要に応じて転院の手続きを取り、歯並びを維持するように心がけましょう。

矯正歯科を転院する際のチェック事項

矯正歯科を転院する際には、いくつかの重要なチェックポイントがあります。

特に契約書と支払い方法に関する事項は、患者さん自身が事前に把握しておくべき重要なポイントとなっています。

契約書

インビザライン治療の途中で転院する場合、転院先の矯正歯科で再度一からの費用を支払うケースもあり得ます

そのため、転院時には現在の支払い状況や治療の進捗状況、転院先の矯正歯科での見積もりを含め、どの程度追加で費用が発生するかを確認することが重要です。

転院元の中途解約の規約や転院先の新規契約の内容をしっかり確認しましょう。

支払い方法

インビザライン治療には高額な費用が伴うため、同意書や契約時に支払い方法について明確にしておくことが大切です。

例えば、初回費用、毎回の治療費、虫歯・歯周病など矯正とは別の治療が必要になった際の費用などをどのように支払うか(一括払いか分割払いか)といったことを事前に確認しましょう。

また、院内分割ができる医院かどうか、デンタルローンを利用できる医院かどうかも確認しておくとよいでしょう。

インビザライン矯正の転院前にやるべきこと

インビザライン矯正の転院前にはいくつかの重要なステップがあります。

これらのステップを踏むことで、よりスムーズな転院が可能となります。

担当歯科医に報告する

転院を検討している場合、まずは現在の担当医に相談することが重要です。

早めに意向を伝え、治療計画や既に支払った費用について話し合うことが求められます。

これにより、高額な支払いが既に行われている場合の返金の額についても検討できます。

推薦の転院先があれば紹介してもらえることも

歯科医師によっては転院に協力的であり、場合によっては転院先を紹介してくれることもあります

また、同系列の医院への紹介が行われることもあります。

その場合には治療情報や費用の引継ぎが比較的スムーズに行われることになります。

ただし、多くの場合で転院先の医院は自分で探さなくてはなりません

インビザラインの公式ホームページに取り扱い医院が検索できるページがあるのでそこで探すとよいでしょう。

転院に必要なものを用意する

転院をスムーズに行うためには、診断書や治療記録、契約書や支払った治療費に関する資料などの必要な書類を準備することが必要です。

インビザライン治療は決めた医院で完結させるのが理想的

これまで、転院の方法について紹介してきましたが、インビザライン治療を開始する際は、治療を始めた医院で完結させることが理想的です。

長期にわたる緻密な治療計画のもと、矯正治療は進行します。

特に、インビザラインのような矯正方法では、治療計画を一貫して理解している医院で治療を継続することが重要です。

転院は慎重に判断しましょう

転院を検討する際には、治療計画の違いや費用面などを考慮して慎重に判断することが必要です。

インビザライン矯正はインビザライン・ジャパン社にデータが保管されており、他の矯正方法に比べて転院しやすいという側面がありますが、治療の引き継ぎが可能かどうかは医院により異なります。

転院の際の対応は医院による

転院先での治療方針や対応は、医院によって大きく異なります

事前に転院先の医院と十分なコミュニケーションを取り、治療の引き継ぎがスムーズに行えるように準備しましょう。

特に、転院先が治療を継続してくれるか、費用はどのように折り合いをつけてくれるかといった点を自分で確認しなくてはならない場合も多く、その対応も医院により異なるので注意しましょう。

費用の清算で医院ともめることも

転院に伴う費用の清算は、場合によっては医院との間でトラブルになることもあります

転院前に現在の治療費用や返金の規約について、しっかりと確認しておくことが重要です。

まとめ

本記事では、インビザラインで転院をする場合の費用や流れ、注意点などを紹介してきました。

インビザライン治療は高額な治療なので転院元・転院先との費用交渉は重要です。

治療を受ける前にあらかじめ契約書等を確認しておき、トラブルが最小になるように注意してください。

矯正歯科では治療開始前にカウンセリングの機会が設けられることが多いので、その場で疑問・不安を解消しておくとよいでしょう。

もし、実際に転院を検討している方は、まずは担当の歯科医に相談してみるとよいでしょう。

最後に、しっかり後悔のない、満足できる治療を受けられることを願っています!

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