「矯正治療をなるべくリーズナブルにおこないたい!」
「インビザラインは他の治療法と費用面ではどのような違いがあるの?」
といった考えをお持ちの方は多いと思います。
インビザラインが実際のところ安いのかどうかは、治療を始めるか判断をする際に重要ですよね。
本記事では、これまで2000件以上の歯科相談にのってきたデンタルジュが、インビザライン矯正にかかる費用に関して、他の矯正治療と比較して詳しく解説していきます。
本記事を読むと、インビザラインや他の矯正方法の費用の相場を知ることができます。
ぜひ参考にしてみてください!
インビザラインの費用は?
インビザラインは、見た目に影響を与えずに歯並びを整えることができるマウスピース矯正ブランドです。
インビザラインについて詳しく知りたいという方は以下の記事をご覧ください。
まずは、インビザラインの治療にかかる費用の相場を知り、安いかどうか判断する際の基準にしましょう。
全体矯正の場合にかかる費用
インビザラインの全体矯正の費用は80万円〜100万円程度となっています。
複雑な症例の場合、100万円〜140万円程度になることもあります。
治療計画には個人の歯並びの状態や治療の複雑さが大きく影響するため、具体的な費用は歯科医院によって異なります。
部分矯正の場合にかかる費用
インビザラインの部分矯正は、前歯のみを対象とし、見た目を整える方法です。
なかには奥歯も治療できるプランもあります。詳しくはこちらを参考にしてください。
部分矯正の費用相場は30万円~60万円程度で、全体矯正に比べると費用を抑えることが可能です。
インビザラインには複数のプランが存在し、治療が必要な歯の数や矯正の複雑さによって、適用されるプランが異なります。
インビザラインとワイヤー矯正の比較
インビザラインとワイヤー矯正には、以下のように、それぞれ異なるメリットがあります。
インビザライン
・透明なマウスピースを使用するため、ほとんど目立たない
・取り外しが可能で歯磨きもしやすく、マウスピースの洗浄もしやすい
ワイヤー矯正
・インビザラインよりも多くの症例に対応可能
・取り外すことがないので装置を紛失するリスクがない
このようにそれぞれ独自の良さがあることから、ワイヤー矯正はインビザラインと並んで人気のある治療法です。
そこでここからは、インビザライン以外の選択肢として代表的なワイヤー矯正の費用を紹介していきます。
ワイヤー矯正の全体矯正の費用は?
ワイヤー矯正は、ブラケットとワイヤーを使用して歯を動かす矯正治療法です。
ワイヤー矯正の全体矯正にかかる費用は、クリニックや地域、治療の複雑さによって異なりますが、大まかな相場は70万円~130万円程度となっています。
ワイヤー矯正には、おおまかに表側矯正、裏側矯正、ハーフリンガル矯正といった3種類の方法があります。
ここからはそれぞれの方法について紹介していきます。
表側ワイヤーの全体矯正
表側矯正は、歯の表面にブラケットを装着する最も一般的な矯正方法です。
費用の相場は70〜100万円程度となっており、3種類の方法の中では最も安いです。
裏側ワイヤーの全体矯正
裏側矯正は、歯の裏側にブラケットを装着する方法で、外からはほとんど見えない治療方法です。
しかし、その分、技術的な難易度が高く、治療費も表側矯正より高額になる傾向があります。
費用の相場は、90〜140万円程度とされています。
ハーフリンガルの全体矯正
ハーフリンガル矯正は、主に外から目立ちやすい上の歯のみ裏側からブラケットを装着し、下の歯は表側に装着する方法です。
つまり、表側矯正と裏側矯正のメリット・デメリットのバランスを取った治療法となっており、全裏側矯正よりも費用を抑えることが可能です。
費用の相場は90〜130万円程度となっています。
ワイヤー矯正の部分矯正の費用は?
ワイヤー矯正における部分矯正の費用について紹介していきます。
表側ワイヤーの部分矯正
表側矯正の部分矯正は費用が3種類の中では最も安いです。
費用は30万円〜60万円程度となっています。
裏側ワイヤーの部分矯正
裏側矯正の部分矯正の費用はおおよそ40万円〜70万円程度となっています。
ハーフリンガルの部分矯正
ハーフリンガル矯正の部分矯正も、表側矯正と裏側矯正の中間程度の費用がかかることが多く、30万円〜70万円程度になっています。
このように、ワイヤー矯正と比較すると、インビザラインは費用が安いことが多いです。
ただし、表側矯正と比較するとそこまで費用に差はないと言えます。
インビザラインと他のマウスピース矯正ブランドの比較
マウスピース矯正は多くのブランドから選択でき、各ブランドには特徴、費用、治療範囲が異なります。
以下は、インビザラインと比較した際の主要なマウスピース矯正ブランド
「Oh my teeth」「hanaravi」「Zenyum」「キレイライン」の概要です。
インビザラインと他のマウスピース矯正を比較検討するときにぜひ参考にしてみてください。
Oh my teeth
通院は最低1回必要ですが、その後は通院不要となっているのが特徴です。
プランが2つあり部分矯正を扱うBasicプランは33万円程度、全体矯正を扱うProプランは66万円程度となっています。
hanaravi
日本国内のメーカーが製造、提供している矯正ブランドになります。
hanaraviも通院は基本的に1回となっています。
費用はプランによって異なり、軽度の症例向けのBasicプランは33万円程度、軽度~中程度の症例向けのMediumプランは49.5万円程度、中程度以上の症例向けのProプランは66万円程度となっています。
Zenyum
2018年にシンガポールで誕生したマウスピース矯正ブランドです。
最少2回だけの通院で治療を終えることができるようになっています。
費用は部分矯正をおこなうZenyum Clearでは324,500円程度、全体矯正をおこなうZenyum Clear Plusは575,000円もしくは660,000円程度となっています。
キレイライン
キレイラインは費用が安い・ホワイトニングもできるといった特徴があります。
キレイラインは部分矯正を取り扱っていて、費用は16〜42万円程度となっています。
このように他のブランドのマウスピース矯正について見ていくと、インビザラインは決して費用が安いとは言えません。
しかし、対応できる症例の広さや豊富な治療実績など、インビザラインにはメリットも多いので一概に費用が安くないという理由で選択肢から除外するのはやめましょう。
まとめ
本記事では、インビザラインが他の矯正方法と比較して安いのかどうかについて紹介してきました。
インビザラインはワイヤー矯正と比較すると安いと言えます。その一方で、他のブランドのマウスピース矯正と比較すると安いとは言えません。
ただし、今回はあくまで費用面を比較しただけで、矯正治療には他にも、対応できる症例や治療の正確さ、治療期間や見た目、装着したときの感覚など、多くの考慮すべき点が存在します。
したがって、単に安いという理由で治療方法を選択するのではなく、自分に合った治療法を選ぶようにしましょう。そして、満足できる治療をおこない、理想の歯並びを手に入れましょう!
もし、本記事を踏まえ、矯正治療に前向きになったという方は、無料で相談からカウンセリング予約までを代行する「デンタルジュ」というサービスがあるので、ぜひ利用してみてください。
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