矯正用マウスピースの洗浄方法を解説!一通りの手順と注意点

  • 2024.05.16
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歯科矯正治療で用いるマウスピース(アライナー)は、定期的に洗浄が必要です。

今回はマウスピース矯正用のマウスピースの洗浄の必要性はもちろん、正しい洗浄方法や保管時の注意点などについて詳しくご紹介します。

デンタルジュへのご相談内容の中でも「治療期間が長くなるのが気になる」という内容が多く寄せられます。洗浄時の取り扱い方法を誤ると、治療期間が長引く要因になってしまうことがあります。矯正治療が円滑に進められるよう、マウスピース取扱時の参考にしてください。

マウスピースの洗浄はなぜ必要?

矯正治療に関わらず、歯科ではいくつかマウスピースを用いた治療を行うことがあります。素材としてゴム製の柔らかい素材(ソフトタイプ)のものと、硬い素材(レジンなど)でできているもの(ハードタイプ)があります。どの素材でも、歯垢汚れや溜まったり着色しやすいといった特徴があるため、こまめに洗浄する必要があります。

なぜ汚れやすいのか

そもそもお口の中に入れておく時間が長く、特に矯正治療は、ほぼ1日中装着しっぱなしになります。
そのため表面には口腔内の細菌が付着します。細菌自体は=(イコール)汚れとしては付着しませんが、細菌が繁殖すれば着色や悪臭の原因にもなりますし、歯垢も形成されます。

また、放置しているとカビの原因になることもあります。

虫歯や歯周病の原因になる

マウスピースが汚れたまま口腔内に入れていると、虫歯や歯周病の原因菌の繁殖を促す要因にもなってしまいます。矯正治療中に症状があれば、一時的に矯正治療は中断して、虫歯や歯周病の治療を行うことになるため、矯正治療期間が長くなる要因にもなってしまいます。

上記のような理由から、矯正治療が円滑に進められるようにするためにも、マウスピースを清潔に保つための洗浄は欠かせないホームケアのひとつといえます。

マウスピースの洗浄手順

それでは具体的に、歯列矯正用のマウスピースの洗浄方法について解説します。
マウスピースの素材によって異なることがある場合も考えられますので、詳細は治療を受けた医院で習った方法で洗浄するようにしましょう。

1.水で優しく洗い流す

水道からの流水を使って、力を入れないように指で優しく洗いましょう。

マウスピース表面を傷つけないように、歯ブラシを使用する時には「やわらかめ」と表記のものを使用してください。歯磨き粉には研磨剤が入っているため、マウスピースを傷つける要因になることがあるので使用しません。

また、マウスピースは熱に弱いので、変形してしまう可能性があります。汚れが落ちやすいとはいっても、お湯を使うのは厳禁です。

2.マウスピース用洗浄剤を使用する

汚れを効果的に落とすためや匂いが気になる場合の洗浄の補助として、洗浄剤を使用するのもおすすめです。市販の入れ歯やマウスピースなどの装置用洗浄剤には漂白剤が含まれているものがあったりと、柔らかい歯列矯正用マウスピースには不向きなものもあります。

洗浄剤は変形や変質を回避するためにも、歯科医院に確認し推奨しているものを使用するようにしましょう。

3.洗浄後はしっかり乾燥させる

マウスピース矯正は20時間以上装着しておくことが必要なため、ほぼ保管しておくことはありませんが、もしも洗浄後に保管しなければならない状況になった場合は、洗浄後しっかり乾燥させて保管するようにしましょう。

湿ったまま保管すると、雑菌の繁殖やカビの原因になってしまいます。

4.超音波洗浄も効果的

歯科医院では超音波洗浄機で歯科用器具や装置などを洗浄することがあります。最近では家庭用の超音波洗浄機が家電量販店などでも購入できますので、そちらを活用するのも方法のひとつです。

マウスピースの洗浄頻度

マウスピース矯正中、基本的には毎日洗浄しましょう。ほぼ1日中装着したままですが、食事の際に外すため、食後に歯磨きした後、お口に戻す前に洗浄するようにすると良いでしょう。

可能であれば食事で外す度に水洗いするのが理想的ではありますが、朝の忙しい時や昼は学校や会社などで難しいことが予測されますので、1日1回の洗浄は夕飯後の時間がベストだと思います。毎日の洗浄に加えて、週に1回は専用の洗浄液なども併用するのもおすすめです。

マウスピース洗浄の注意点

マウスピースを洗浄する際には、以下のような内容について注意を払って洗浄するようにしましょう。

①熱すぎる水で洗わない

マウスピースの素材は歯に密着し、違和感なく治療ができるように、柔らかい素材でできています。熱に弱いため、汚れが落ちやすいのではと考えてお湯(60℃以上)で洗わないようにしましょう。

②ブラシを使用する場合は毛が固すぎるものを選ばない

熱と同様で、固いブラシ等を使用すると、素材を傷つける恐れがあります。傷に雑菌が残りやすく不衛生になってしまいます。

③マウスピース専用ではない洗浄剤を使用しない

ドラッグストアなどに行くと、歯科用装置の洗浄剤が市販されています。中には、硬質な素材(入れ歯など)用の洗浄剤もあり、矯正用マウスピースには不向きなものもあります。歯科医院から推奨された洗浄剤以外は使用しないようにしましょう。

マウスピースを洗浄する意外に気をつけることはある?

適切な歯磨きを行いましょう

矯正治療中に虫歯や歯周病になってしまうと計画通りに矯正治療が進められなくなってしまいます。

そのため、マウスピースの洗浄だけでなく、毎日の歯磨きを丁寧に行う必要があります。固定式のワイヤー矯正とは違って、マウスピース矯正は装置を外すことができます。

そのため歯とはの間もデンタルフロスや歯間ブラシが通せますし、ワンタフトブラシなども併用して隅々まで歯磨きすることが可能です。歯並びに合わせた適切な歯磨きを行い、矯正治療期間中は常に口腔内を清潔に保てるようにしましょう。

変形や変色に注意しましょう

熱による変形を起こすと、装置が合わなくなって装着できなくなることもあります。そうなった場合は次の段階のマウスピースを入れることができないため、作り替えを余儀なくされることがあります。

マウスピースは作成に時間がかかるため、一時的に矯正治療がストップすることになってしまいます。また、取り外さないまま食事をしてしまうと、食事に含まれる色素が沈着してしまうことがあります。

歯磨き剤は使用しない

歯磨きと混同して、歯磨き剤でマウスピースを清掃しないようにしましょう。歯磨き剤には研磨剤が含まれているものが多く、マウスピース表面を傷つけてしまうことがあります。細かい傷が入ると汚れが蓄積し、最近の繁殖、口臭の要因になることがあります。

マウスピースが濡れた状態で保管しない

マウスピースはほとんど保管する機会はありません。もしも食事の際など一時的に外す場合には、洗浄して濡れたままの状態で放置するようなことは避けましょう。

マウスピース洗浄剤の選び方

マウスピース専用の洗浄剤を使うことが重要であること、ここまででご理解いただけたと思います。最後に洗浄剤の選び方をご紹介しておきます。

ただし、基本的には歯科医院にご相談いただき、問題ないと言われた洗浄剤をお使いいただくことを推奨します。

①洗浄方法で選択

洗浄剤には液体の「液体つけ置き」のものと「スプレー・泡タイプ」があります。使用する際には、ライフスタイルに合わせて最適なものを選択するようにしましょう。

付け置きタイプ

付け置きタイプは家でのお手入れに最適です。付け置き推奨時間は製品やメーカーによって異なりますので、歯科医院での説明や、添付されている説明書をよく確認して使用するようにしましょう。付け置き後は洗浄剤が残ったままにならないように流水ですすいでから口腔内に入れるようにしてください。

泡・スプレータイプ

泡やスプレー状になっているものは、手軽さが魅力です。外出先などで短時間で簡単に使用できるので、出先での食事や外泊時などに便利にご使用いただけます。ただし、付け置きほど均等に洗浄液が行き渡らない可能性もあります。

②洗浄時間で選択

毎日習慣化して使用すると考えている人は、洗浄時間にどれくらいかかるのかを参考に選ぶのも良いでしょう。

付け置きタイプは5分〜15分付けておくといった製品が多く、泡・スプレータイプは1分〜5分程度という製品が多いため、自宅では付け置き、出先では泡・スプレータイプといったように使い分けされるのもお勧めです。

③効果の表示を参考にする

洗浄剤の洗浄効果は、商品ごとに違いがあります。例えば汚れや黄ばみを取り除きたい場合には「漂白活性化剤」を含んだ洗浄剤がお勧めです。ただし漂白剤が入っているものは長時間の付け置きなどは避けましょう。

除菌効果を狙って洗浄したい場合には、「除菌効果」の表記があるものを選びましょう。食べ残しやタンパク質による汚れを落としたい場合には「酵素」が配合された洗浄剤もお勧めです。

まとめ

マウスピース矯正の洗浄について、洗浄の仕方や洗浄剤の選び方などご紹介しました。マウスピース矯正はご自身による管理や交換で矯正治療を進めます。そのため適切な管理が行われていないと、治療が円滑に進まなかったり、装置を作り替えることになったりすることがあります。

劣化を防ぎ、清潔に管理しながら治療を進められるよう、洗浄の際の注意点などを意識しながら、ライフスタイルに合わせて適切な洗浄剤を選ぶことを推奨します。基本的には自己判断せず、矯正治療を受けている医院に相談するようにしましょう。

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