矯正治療は自由診療だけでなく、保険適応される場合もあるのをご存知ですか?
ご自身の症状が自由診療か保険適応か見極めることで、費用を抑えて矯正治療を行うことができる可能性があります。
矯正治療を始める前に知っておくと、カウンセリング時に確認しやすくなりますので、ぜひ参考にご覧ください。
矯正治療で保険適応されるケースとは
矯正治療は特定の条件を満たせば保険の適応になります。
矯正治療を検討している場合には、保険適応になるかどうかを知っておくことが大切です。
自由診療と保険適応の違いをチェックしましょう
自由診療となる場合
歯並びを整えて見た目を改善させる治療の場合は、自由診療となります。
例えば以下のような症例の場合です。
- 歯のちょっとした段差が気になる
- 前後に歯並びがガタガタしている
- 出っ歯や八重歯など一部突出している歯がある
- 口ゴボ、反対咬合(しゃくれ)などEラインが気になる
このように、日常生活には支障がないが見た目や機能的に改善したい場合は自由診療として全額自己負担となる可能性が高いです。
保険適応となる場合
医師の診断を受け、必要な治療の手順を踏むことで保険の適応となる症例もあります。
特に、保険適応となる「顎変形症」は、噛み合わせの問題などで起こる疾患です。
現在矯正治療を検討している方の中にも対象になる方がいらっしゃるかもしれません。
保険適応の症例
代表的な保険適応となる症例を2例ご紹介します。
症例➀:顎変形症
顎の骨の大きさや形が、本来の状態から大きく変化してしまった状態を言います。
原因は、成長する過程の異常や遺伝だと考えられています。
顎変形症の主な種類は
- 上顎前突症
- 下顎前突症
- 顔面非対称症
- 開咬症
- 過蓋咬合症
などがあります。
症例②:先天性疾患
顎変形症の他に、厚生労働省が定める42の疾患に起因する矯正治療が行われる場合には、保険の適応となります。
注意点
ただし保険適応となる場合には、指定された医療機関である
顎口腔機能診断施設に指定されている医療機関
で治療を受けることが条件になります。
気になる症状は相談しましょう!
「自分の症状が保険適応かどうか分からない…」
「自分が保険適応か見極めて、無駄なお金を払わないで治療を受けたい」
という場合は、ぜひデンタルジュの公式LINEよりご相談ください。
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