転勤や引越しの可能性があっても歯科矯正は始められる?【転院の流れ】

転勤や引越しの可能性があっても歯科矯正は始められる?【転院の流れ】

歯科治療の中でも、最も長い時間がかかる歯科矯正。

お仕事の都合で数年以内に引っ越さなくてはいけないかもしれないけれど「歯科矯正を始めたい!」と考えている方もいるかもしれません。

今回は、矯正治療の途中で転院できるのか、引っ越す前提で治療できるのかなどの不安や悩みに答えていきます。具体的な転院の手順などもお話ししていますので、ぜひ参考にしてください。

転院は「可能」であるが、難症例はできないことも


基本的に矯正治療は始めた歯科医院で完了させることがベストです。

しかし仕事の都合や留学などで引越ししなくてはいけなくなった場合、現在通っている歯科医院に事情を説明し紹介状やレントゲンなどの資料を用意してもらい転院することができます。

新たな転居先の歯科医院には、用意してもらったレントゲン写真や紹介状など用意してもらったものを持参して治療を開始してください。

ただし、複雑な歯並びや重度の不正咬合(問題のある歯並び)など難症例の場合は、治療計画が難しくなるので転院先を見つけるのが困難なことが多いです。

もしご自身が難症例の場合は、1つの歯科医院で治療を完結した方がスムーズにいきますので必ず通い切れるタイミングで矯正治療を始めるようにしましょう。

転院をする理由はあくまでも、仕事や家庭の都合による引越しになります。歯科医院が合わない、他の医院に通いたくなったという場合で転院を希望することは避け、しっかりと通っている歯科医院で相談するようにしましょう。

転院までの流れ

ここでは、転院までの流れについてお話ししていきます。

  1. 通っている歯科医院にて転院の相談
  2. 歯科医院で書類を準備してもらう
  3. 転院先の医院を探す
  4. 引越し
  5. 転院先の医院に書類を持っていく
  6. 治療が再びスタート

基本的には以上の流れになりますが、場合によっては転院の相談をした後や引越し前に矯正器具の取り外しなどが入ることもあります。

返金については医院によって異なる

転院する際に、通っていた歯科医院からの返金があるのか気になるところだと思います。

返金については、通っている医院によって異なってきます。

引越しなどの患者様都合で転院する場合、返金がされないこともありますので矯正を始める前の契約の際に必ず確認するようにしましょう。

また、日本矯正歯科学会会員の矯正歯科医院で転院を希望した場合は、日本矯正歯科学会の指針に基づき治療の進行状態に合わせて返金を行うこととなっています。

ご自身が通う歯科医院が日本矯正歯科学会会員であるかも確認するといいでしょう。

 

転院先での矯正費用はどうなる?


転院先での矯正費用についてですが、最初に通っていた歯科医院とは費用体系も異なると思いますので、その医院の決まりに沿った形で支払う必要があります。

転院先の治療方針が今までと異なる場合は、もう一度レントゲンや精密検査が必要になることもあり、全額矯正費用を支払わなくてはいけないこともあると理解しておきましょう。

歯科医院によっては、持参した資料があれば検査費用はかからないところもあったり、もし治療がほぼ終了に近づいている場合であれば、調整量とリテーナー(保定装置)など最低限の費用しかかからない場合もあります。

転院先を決める際に必ず費用はどれだけかかるのか、無料相談に足を運びリサーチしておきましょう。

治療の続きはどのように行われる?

矯正治療の続きは転院先の治療方針に沿って行われます。

矯正では、歯科医院によって使っている器具なども異なってくるので、場合によっては以前の器具を全て外して付け替えになるということもあります。

特に裏側矯正(舌側矯正)は、転居先の歯科医院が対応していなければ一度全て外し表側矯正に付け替えることになりますので、裏側矯正をしたい方はなるべく1つの医院で完結するように調整しましょう。

マウスピース矯正であれば多少遠方でも同じ歯科医院がおすすめ

マウスピース矯正のインビザラインなどは、まとまったマウスピースを患者様にお渡しし、ご自身で交換・装着していただく矯正方法です。

そのため、毎月通院する必要がなく、基本的には2ヶ月に1回の通院になります。

もし遠方に住んでいても、電車で通える距離であれば同じ歯科医院で治療を完了する方がスムーズに治療が完了しますのでおすすめです。

特にマウスピース矯正はワイヤー矯正に比べても治療中のトラブルが少ないので、最低限の通院で住むことが多く、遠方から通っているという方も多いです。

遠方に住んでいることを歯科医院側に伝えれば、最低限の通院にできるよう調整してくれるはずですよ。

 

保定期間だからといって途中で中断はNG

歯を並べる矯正治療も終わって保定期間に入ったので転院しなくてもいいのでは?と考える方もいらしゃいますが、保定期間を勝手に中断してしまうのはNGです。

保定期間を中断してしまうと歯が後戻りを起こしてしまい、矯正をしたのに歯並びが凸凹してきたなどのトラブルを起こしやすいです。

噛み合わせが変わってしまうことで顎関節症などの問題も起こりやすくなりますので、保定期間であっても転院の引き継ぎをしてもらうようにしましょう。

引越しが決まった時点で早めに歯科医院に相談しましょう


転院の際には、歯科医院でレントゲンや紹介状などの書類を準備してもらう必要があります。

これらの書類はすぐには準備することができず、数日後のお渡しになります。引越しが決まった時点で早めに相談し、準備してもらうようにしてください。

転院先の歯科医院探しも並行して行わなければいけませんので、バタバタしてしまうと思いますが治療を中断せずにスムーズに移行できるように早め早めに準備していきましょうね。

まとめ

矯正治療は始めたところで、最後まで完了するのが理想ですが仕事の都合などで引越しをしなければいけなくなった場合、転院が可能です。

この際、紹介状などの書類を準備してもらう必要がありますので、早めに相談するようにしましょう。

しかし、重度の不正咬合など難症例の場合には転院先で治療が継続できないこともありますので、ご自身が難症例のケースである場合には、引越しした後で歯科矯正を始められることをおすすめします。

スムーズに矯正治療を終わらせるためにも、計画的に治療を始めていきましょうね!

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