歯科矯正と後戻りについて【綺麗な歯並びを保つために】

  • 2022.07.022024.02.29
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長い時間と高額な費用がかかる歯科矯正ですが、綺麗に並んだ歯は笑顔に自身が持てるようになり、気持ち的にも明るくしてくれます。

しかし、歯科矯正が終わった後も気をつけなければならないのが「後戻り」です。今回は、歯科矯正と後戻りの関係についてお話していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

歯科矯正後の後戻りについて

歯科矯正では、ワイヤーやマウスピースなどの矯正器具で歯に力を加え綺麗に並べていきます。

最低でも2年はかかる大掛かりな治療になりますが、綺麗に並んだ歯並びは見た目を良くするだけでなく、虫歯や歯周病のリスクも減らしてくれます。

しかし、矯正治療後に気をつけなければいけないのが歯の「後戻り」です。これは、矯正後の歯が元の位置に戻ろうとして動いてしまう状態です。

矯正治療後の歯を支えている骨(歯槽骨)はまだ完全に固まっている状態ではなく不安定な状態のため、保定装置(リテナー)を使い並べた歯を固定していく期間が必要になります。

歯列矯正後に後戻りするって本当?! 後戻りしないために知っておきたいこと

矯正治療で歯が動く仕組み

少し専門的なお話になりますが、矯正治療で歯が動く仕組みを簡単にご説明しますね。

私たちの歯は「歯槽骨」という顎の骨に埋まっていますが、矯正器具で力をかけると力がかかっている側の骨に「破骨細胞」が生まれ、骨を少しづつ破壊していきます。

逆側の力をかけている方には「骨芽細胞」と呼ばれる骨を作る細胞が現れ、骨を作り始めます。

力がかかっている方にスペースができ、そのスペースに歯が移動し、元々歯があったスペースに新たに骨ができるといったサイクルを繰り返しながら計画通りに歯を並べていきます。

形的には、骨ができていますがまだまだ日が浅い骨は強度が弱く不安定です。そのため、口腔習癖などさまざまな原因で歯が元の位置に戻りやすくなっているため、リテーナーを利用して歯が動かないように固定していきます。

後戻りを起こすとどうなる?

矯正治療後に歯が後戻りを起こしてしまったら一体どのような弊害があるのでしょうか?

・見た目が悪くなる
・噛み合わせがずれてしまう
・歯と歯の間に隙間ができてしまう

後戻りでは、最初と同じように完全に歯並びが元に戻ってしまうといったことは、ほとんどありません。

ただし、見た目が悪くなってしまったり、噛み合わせがずれてしまうと言った弊害が起こります。

特に噛み合わせは重要で少しずれてしまうだけでも顎に負担がかかるようになってしまい、痛みやエラが張ってしまう、ひどい場合には顎関節症になってしまうこともあります。

また、矯正治療をしている方は歯を並べるスペースを確保するために抜歯をしている方が多いです。

歯が後戻りをおこすと抜歯をした部分にスペースができやすくなり見た目が悪くなったり、汚れが溜まりやすくなり虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

後戻りを予防するためには保定期間をしっかりと

歯の後戻りを予防するためにも保定期間を必ず取りましょう。矯正治療では、歯を並べる動的治療が終わった後に保定治療という静的治療に入ります。

その際にはリテーナーと呼ばれる保定装置を装着する必要があるのですが、リテーナーにもさまざまな種類があります。

直接歯にワイヤーを固定するタイプのものもあれば、マウスピースなど取り外しが可能なものもあります。どのリテーナーが良いかは担当の矯正医と相談して決めましょう。

保定期間は歯を動かした治療期間と同じ、またはそれ以上に取る必要があります。治療終了後もずっと保定装置を使用しているという人も多いです。

リテーナーを使っていれば使っているほど、綺麗な歯並びをキープすることができます。

せっかく高いお金を払って綺麗にした歯並びを崩さないためにも、しっかりと保定期間をとっていきましょう。保定期間について不安なことがあれば、歯科医院に相談してみてください。

矯正治療後に使用する「リテーナー」を解説!目的・種類などわかりやすく


歯科矯正では、保定期間も含めて、長い時間をかけて治療をおこなっていきます。また高額な治療費も発生するため、絶対に失敗や後悔したくないですよね。

しかし専門的な歯科矯正について自分だけで判断して、歯科医院を探すのはとても難しいです。
そんな時に力になってくれるのがデンタルジュです。

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後戻りしてしまった歯も矯正治療で改善できる

子供の頃に矯正治療をしたけれど、長い年月で歯が後戻りをしてしまったと再び矯正治療を行う方もいらっしゃいます。もちろんそんな方も矯正治療で再び歯並びを綺麗にすることができます。

特に一度矯正治療をした方は、歯が並ぶスペースがあるために通常の矯正治療よりも短い期間が終わることが多いです。

ただし、親知らずが生えてきていたり、大幅に歯が後戻りを起こしている場合は通常通りの治療期間が必要になることもあります。

「1回目の矯正治療はワイヤー矯正で口内炎が辛かった…」という方は、マウスピース矯正を取り扱っている歯科医院を探してみるなど複数の歯科医院に足を運んでみてください。

最近では、裏側矯正や部分矯正、短い期間で治療ができるマウスピース矯正など昔に比べてオプションが豊富になっています。

特に社会人になってからの矯正治療は、人前で話す機会も多く目立たない治療がしたいという方も多いので、目立ちにくい器具を使った矯正治療を取り扱っている歯科医院を探してみましょう。

矯正相談にいってみよう

矯正歯科を取り扱っている歯科医院では、定期的に「矯正相談」を行っているところが多いです。ほとんどが無料で行っていますので、気軽に足を運んでみてください。

最初は1つに絞らずに複数の歯科医院で相談してみましょう。

実際に足を運ぶことで歯科医師や医院の雰囲気を見ることもできます。矯正治療は最低でも2年はかかる長い治療になりますので、ご自身にあった医院を選択することでストレスも少なくなります。

何より高額な治療費がかかるので後悔しない医院選びしてください。

まとめ

今回は、矯正治療と後戻りについてお話ししました。歯を動かした後の顎骨は不安的な状態のため、保定期間をしっかりととって固定する必要があります。

保定期間が不十分で歯が後戻りを起こしてしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、噛み合わせが悪くなるなど機能的にも問題が出てきます。

後戻りを起こさないためにも、歯科医院への通院と一緒にご自身でもリテーナーの使用を徹底するなど努力が必要になります。後悔しない矯正治療をするためにもリスクの面を理解し、事前に予防していきましょう。

デンタルジュでは、患者様にあった歯科医院探しのお手伝いをしております。ぜひ気軽に利用してみてください。

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