インビザラインの作り直しの費用は?理由や期間も詳しく解説!

  • 2024.02.27
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「インビザラインの矯正で作り直しが必要な場合の追加の費用や期間を知りたい!」

「破損や紛失などの問題が発生したとき、治療が予定通りに進むか不安…」

といった人は多いかと思います。

インビザラインのようなマウスピース矯正ではマウスピースの自己管理が求められるので破損や紛失のリスクは不安に感じますよね。

また、その際に費用が発生するのかどうかは、経済的な影響が大きそうで気になりますよね。

本記事では、これまで2000件以上の歯科相談にのってきたデンタルジュが、インビザラインの作り直しについて詳しく解説していきます。

本記事を読むと、作り直しに必要な費用に関する理解が深まり、治療の再計画や必要な手続きを進めやすくなるでしょう。

本記事には、「インビザラインの作り直しに必要な知識」を詰め込んでいます。

ぜひ参考にしてみてください!

インビザラインについて詳しく知りたい方はこちら!

【インビザラインとは】インビザラインでの歯科矯正のメリット・デメリットを解説!

インビザラインの作り直しの主な5つの理由

インビザラインでは3Dのシミュレーション技術を用いて治療計画が立てられ、比較的確実に治療がすすめられますが、計画通りに行かず、アライナー(マウスピース)の作り直しが必要になる場合があります。

ここでは、インビザラインの作り直しが必要になる主な5つの理由について解説します​​​​​​​​。

計画と実際の動きのずれ

インビザラインの矯正治療では事前に治療計画を立て、その計画に基づいてアライナーを作成します。

このシミュレーションではミリ単位の細かい計算が行われていますが、治療進行中に歯の動きが計画と異なってくる場合があります。

あくまでコンピューターでの計算に基づくシミュレーションなので、予期しない動きが生じると再びアライナーを作成する必要性が生じてきます。

アライナーがフィットしない

アライナーを交換した際に、フィット感が不十分であると、矯正力が十分に発揮されず、治療効果が低下します。

このような場合にはまず、チューイというシリコンゴムを噛みこんでフィットさせるようにしますが、それでもうまく収まらない場合にはアライナーの作り直しが必要となります。

フィット感の問題は、アライナーの製造過程での微妙な誤差や、歯の予想外の動きによって生じることがあります。

また、管理方法に問題があり、一見問題なさそうに見えても、小さいずれが生じてしまっていたということも考えられます。

アライナーの破損・紛失

インビザラインではアライナーが取り外し可能な分、破損や紛失などのリスクがあります。

例えばアライナーを踏んでしまったり、高温で長時間放置することで変形したりということが考えられます。

また、洗浄の際に、熱湯を用いてしまうのも変形の原因になります。

このように破損した場合と紛失した場合は、治療を継続するために新しいアライナーの作成が必須となります。

このようなトラブルを避けるためには、アライナーの適切な取り扱いと保管が重要です​​。

症状の変化

動きのずれと近い内容ですが、治療中に歯の状態や噛み合わせに変化が生じる場合があります。

例えば、歯が予想より早く動いたり、予想外の方向に移動したりすることが挙げられます。このような場合もインビザラインのアライナーを作り直す必要性があります。

患者の意思が変わった

治療開始後、患者の見た目の目標や治療に対する意思が変わることもあります。

例えば、治療の途中でより積極的な歯並びの改善を望むようになったり、仕事や私生活の変化により治療期間を短縮したいと考えるようになることがあります。

このような場合、歯科医師と患者との間で治療計画の再検討が行われ、新たな目標に合わせてアライナーの作り直しが必要になることがあります。

医師と患者の間で綿密な連携が必要となるので、事前にしっかりとコミュニケーションをとっておくことが大切です。

インビザラインのリファインメントのタイミング

インビザラインの矯正治療におけるリファインメントとは、治療計画を修正し追加のアライナーを作成することを言います。

矯正治療がある程度進んだ後、特に当初予定したマウスピースの全てを使用した後に、歯並びの微調整や噛み合わせの調整が必要になることが多いです。
一般的に8割以上の患者がリファインメントを経験し、回数は2・3回であることが多いようです。

リファインメントによる変更点

リファインメントでは、治療計画の修正に伴い、アタッチメントの数や場所、ゴムかけの装着、バイトランプの装着、さらにはIPR(歯と歯の間を削ること)などの追加処置が必要になることがあります。

追加するアライナーの枚数

リファインメントに必要な追加アライナーの枚数は、治療計画や患者の状態によって異なりますが、一般的には約15枚から30枚の追加アライナーが作成されることが多いです。

追加アライナーの製作には約1ヶ月かかる場合があり、届くまでは現在使用しているアライナーを使用しなくてはならないため大切に使用するようにしましょう​​。

インビザライン・コンプリヘンシブの場合には使用できるマウスピースの枚数に上限はないので問題ないですが、その他のプランでは上限があります。

もし、上限を超える枚数が必要な場合には追加で料金が発生する場合があるので注意しましょう。

インビザラインの作り直しの費用・期間

先述の通り、作り直し後に新しいアライナーが届くまでの期間は約1ヶ月です。

型取りしたデータはアメリカの本社に送られ、そこで作製されるため、時間が必要になります​​。

この間、歯の後戻りを防ぐために、直前まで使用していたマウスピースを装着することが推奨されます​​。

作り直しで追加費用が発生するかどうかは、治療を受ける医院によって異なります。

追加費用がかからない場合もあれば、数万円ほどが必要になる場合もあります。

費用がかかる例では税抜き20,000円ほどである場合が多く見受けられます。

全体の費用についてはこちら!

インビザラインで矯正治療する時の費用・値段はどれくらい?

インビザラインの作り直しの流れ

インビザライン治療において、マウスピースの作り直しは矯正治療の初期と似たような手順に沿って行われます。

以下は、インビザラインの作り直しの一般的な流れです。

1.精密検査

作り直しはまず問題を特定することから始まります。

そのために歯型を取ったり撮影をおこなったりしながら精密な検査を進めていきます。

2.新しい治療計画の共有

問題が特定され、作り直しが必要と判断された場合、あらためて治療計画が作られます。

医師による説明を受け、患者が合意したら次のステップに進みます。

3.新しいアライナーの製作

新たな治療計画を作成したら、インビザラインの会社(アライン・テクノロジー社)にデータを送信します。

その後、マウスピースが作製され、米国から日本へ送られてきます。

そのため、新しいアライナーが届くまで1か月ほどの期間を要することが一般的です。

4.新しいアライナーの装着

新しいアライナーが患者さんに届けられたら、それまでのように交換し治療を再開しましょう。

作り直しの注意点

インビザラインの作り直し過程では、いくつか注意点があります。

今まで述べた内容もありますが、もう一度確認し、リスクに備えましょう。

費用が発生することも: インビザラインではコンプリヘンシブパッケージ以外にはアライナーの枚数の上限が設定されており、その上限を超える場合には料金が追加で発生する場合があります。

アライナーが届くまで時間がかかる: アライナーを作り直してから、実際に手元に届くまで1か月ほどかかることが多いです。

そのため、その時使っているアライナーを捨てたり壊したりすることがないように大切に保管しましょう。

コミュニケーションの重要性: 歯科医師との綿密なコミュニケーションは、作り直しを円滑に進める上で不可欠です。

疑問や懸念がある場合は、遠慮なく歯科医師に相談してください。

適切な情報とサポートを受けることで、治療過程でのリスクを軽減することができます。

まとめ

本記事では、インビザラインの作り直しについて詳しく紹介してきました。

インビザラインでは多くの場合リファインメントが必要になるので予め理解しておくことが大切です。

さらには、作り直しの際には医師としっかりとした関係性をあらかじめ築けているとスムーズに進められるでしょう。

そのため、事前に適切な知識を持つ専門家と相談したうえで自分に合った医院選びを行うのがおすすめです。

専門的な診断と治療を受けることで適切な治療法を選択し、健康な歯並びと噛み合わせを実現しましょう!

もし、歯科矯正についてもっと知りたい・相談したいという場合はぜひデンタルジュに相談してみてください!

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