・インビザラインGoで矯正治療を始めようと思っているんだけど、、、
・インビザラインGoの治療費用の相場を教えて
・インビザラインGoはどんな症状なら治せるのか知りたい
インビザラインはマウスピース矯正の中でも最も有名で治療実績もあるので、人気ですが、種類がたくさんあるので、どれがどんな特徴なのか迷いますよね。
デンタルジュはこれまで2000件以上の矯正治療の相談にのってきました。そのため、各矯正装置がどんな人におすすめなのか情報を大量に持っています。
そこでこの記事では、インビザラインGoはどんな矯正方法なのか、費用はいくらなのか、どんな人におすすめの矯正治療のなのか徹底解説します。
この記事を読めばインビザラインGoが多くあるインビザラインの種類の中でもどんな治療法なのか分かります。
デンタルジュが2000件以上の相談を受ける中で培ってきたインビザラインGoの費用と特徴をまとめました。インビザラインGoで治療を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
インビザラインGoとは
インビザラインGoとは、透明なマウスピース型の矯正装置を使用した矯正治療方法であるインビザラインの一種で、前歯の矯正治療に特化した治療法です。
マウスピース矯正では主に軽度から中等度の歯並びの乱れやかみ合わせの問題を対象にしており、矯正装置が目立たずに治療を行うことが可能です。
特に、日常生活において見た目を気にされる方や、従来のワイヤー矯正の矯正器具に抵抗がある方に適しています。
この治療法の大きな特徴の一つが、マウスピースを自分で取り外し可能な点が挙げられます。
これにより、食事や歯磨きの際には矯正装置を取り外せるので、食事のしにくさや歯磨きのしにくさが軽減され、口腔衛生の維持がしやすくなります。
マウスピース矯正に用いられるマウスピースには様々なブランドがあります。
その中でも世界で最も有名で治療実績も豊富なマウスピースブランドが「インビザライン」です。
インビザラインには、大きく「インビザライン」「インビザラインGo」「インビザライン ファースト」の3種類があり、今回中心にご紹介するのはこの中の「インビザラインGo」です。
インビザラインGoの費用相場
インビザラインGoの費用相場は一般的に35万円~50万円ほどになることが多いです。
矯正治療は基本的に自由診療であるため、治療を行うクリニックや治療が必要な症状の複雑さによって異なりますが、一般的には上記の費用くらいにおさまります。
通常のインビザラインの矯正治療より比較的安く治療できるインビザラインGoですが、その治療は基本的に前歯の部分矯正であることは注意して下さい。
また、治療期間が伸びるその分だけ治療費もかかってしまうことが多いので、治療が伸びないように注意してください。
どんなことに注意するべきかは後ほど詳しくご説明します。
インビザラインGoで治療できる症状
インビザラインGoは、主に軽度から中等度の歯並びの問題、特に前歯の矯正治療に特化した治療法です。
主に、「出っ歯」「叢生(でこぼこな歯並び)」「空隙歯列(すきっ歯)」「交叉咬合(上顎の歯が下顎の歯の内側に入ってしまっている)」「開咬(オープンバイト)」などの症状に対応できます。
そのため奥歯を動かして噛み合わせを改善したいと思っている方には不適切な治療なので、その点は気を付けましょう。
インビザラインの種類とインビザラインGoの特徴
インビザラインの種類
インビザラインには大きく3種類あります。
そして通常のインビザラインには4種類のパッケージがあります。
まずインビザラインの種類は以下の3つです。
- インビザライン
- インビザラインGo
- インビザラインファース
インビザラインGoはご紹介した通り、前歯の部分矯正に特化した治療です。
インビザラインファーストはお子さん用の矯正治療です。
乳歯と永久歯が混在している時期に行う小児矯正は一般的に一期治療と二期治療に分かれており、一期治療で顎の成長を促し、二期治療で歯並びを整えます。しかし、インビザラインファーストは顎の拡大と歯並びを整えることを同時に行うため、治療期間が短くなることが特徴的です。
通常のインビザラインには以下の4種類のパッケージがあります。
- インビザライン コンプリヘンシブ
- インビザライン モデレート
- インビザライン ライト
- インビザライン エクスプレス
簡単に特徴を説明すると、コンプリヘンシブが最も重度な症状まで対応しており、次にモデレートが中程度まで対応しています。
そしてライトは軽度な症状に対応しており、エクスプレスはより軽度な症状に対応している治療です。
自分の歯並びの症状にあわせて、担当の先生と相談して最も適した治療法を選ぶようにしましょう。
インビザラインGoの特徴
インビザラインGoの特徴に関しては以下の通りです。
- 透明な矯正装置なので目立ちにくい
- 取り外しができるので口内衛生を保ちやすい
- 多くの歯科医院で取り扱っている
- 軽度な症状や部分矯正に適している
- 比較的費用が安く治療期間が短く済む
「透明な矯正装置なので目立ちにくい」と「取り外しができるので口内衛生を保ちやすい」はマウスピース矯正の特徴です。
人前にでるお仕事をしている人や矯正していることを周りの人にバレたくない人にマウスピース矯正は適しています。
また、自分で取り外しができるため、食事や歯磨きをいつも通りできます。大切なイベントがある場合はその時にも外すことができるので融通が聞きやすいです。
「多くの歯科医院で取り扱っている」はインビザラインの特徴だと言えます。マウスピース矯正の中でもインビザラインは世界で最も実績があり、日本でも非常に多くの医院で取り扱っています。
ただし通常のインビザラインよりはインビザラインGoの取り扱い医院は少ないので、インビザラインGoの取り扱いがない場合は、インビザラインの中でも同じように軽度な症状に対応している「インビザライン ライト」や「インビザライン エクスプレス」を検討してみましょう。
「軽度な症状や部分矯正に適している」と「比較的費用が安く治療期間が短く済む」はインビザラインGoの特徴です。
インビザラインGoは前歯を動かすのに特化した矯正治療なので、前歯だけに悩みを抱えている人はピンポイントで治療でき、その分費用も安く、治療期間も短く済みます。
インビザラインGoの枚数と治療期間
インビザラインGoはマウスピースの枚数が最大20枚で、治療期間の相場は6か月から1年半程です。
マウスピース矯正は現在の歯並びより少しだけ歯型をずらしたマウスピースをはめて歯に圧力をかけることで歯を動かしていきます。
少し歯が動いたら、さらに少しズレたマウスピースに交換して、それをはめて歯を少しずつ動かしていきます。
そのため、重度の症状を治療する際はその分多くのマウスピースが必要で、軽度の場合は少ないマウスピースで済みます。
インビザラインはその種類やパッケージによって交換できる最大のマウスピース枚数が決まっています。
インビザラインGoはそれが20枚で、治療期間は6か月~1年半程度になることが多いです。
インビザラインGoで治療する際の注意点
インビザラインGoで矯正治療を行う際には、以下のことに注意する必要があります。
- 適応範囲外の症状を無理やり治療しない
- 一日の決められた時間だけマウスピースを装着する
- 口内衛生をきれいに保つ
- マウスピースを適切に洗浄する
- 決められた頻度で通院する
- 矯正治療後は医師の指示通りに保定する
適応範囲外の症状を無理やり治療しない
インビザラインGoはここまででご説明した通り、軽度の症状かつ前歯の矯正治療に特化した治療法です。
費用を安く済ませたいからといって、無理に中程度の症状をインビザラインGoで治療しようとするのはやめましょう。
逆に歯並びが悪化して、結局再治療を行い、余計な費用や治療期間がかかってしまう可能性があります。
医師の指示通りに治療を進めるようにしましょう。
一日の決められた時間だけマウスピースを装着する
マウスピース矯正は一般的に一日に20時間以上装着するように指示されることが多いです。
つまり、基本的には食事と歯磨きの時間以外は常につけている状態になります。
ついつい装着時間を守らず、外している時間が長い状態が続くと治療期間が計画より伸びてしまい、その分費用も多くかかってしまいます。
医師に指示された時間だけマウスピースを装着するようにしましょう。
もし一日に20時間以上装着するという自己管理に自信がないという方は、ワイヤー矯正を検討すると良いでしょう。
ワイヤー矯正は自分で取り外すことができないので、自己管理をする必要がありません。
口内衛生をきれいに保つ
矯正治療中は普段より特に口内衛生に気を遣う必要があります。
マウスピースをつけていると口内の唾液の分泌が減少し、乾燥することが多いです。そうすると細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病の原因となります。
そのため、食事などで一度マウスピースを外し、食事後に再度マウスピースを装着する際には、きちんと歯磨きをしてから装着するようにしましょう。
もし矯正治療中に虫歯や歯周病が発覚した場合は、程度にもよりますが、矯正治療を一度中断して虫歯や歯周病の治療を優先する場合もあります。
マウスピースを適切に洗浄する
マウスピースの洗浄を決められた通りに行いましょう。
口内衛生と同じようにマウスピース自体もきれいに保つことが矯正治療中のトラブル回避につながります。
決められた頻度で通院する
矯正治療中は定期的に通院します。
通院して、医師が計画通りに歯が動いているか、何かトラブルは発生していないかを確認してくれます。
もし計画通りに医療が進んでいない場合は、治療計画を修正する必要がありますし、虫歯などの口内トラブルが起きている場合はそちらの治療を行う必要があるかもしれません。
こういったことになるべく早く気づいて対処するためにも医師に指示された通りの頻度で通院するようにしましょう。
マウスピース矯正の場合は、一般的に2か月に一回程度で通院することが多いようです。
矯正治療後は医師の指示通りに保定する
矯正治療は歯を動かしたら終わりではありません。
動かした歯が元に戻らないようにリテーナー(保定装置)を装着して、歯を保定する必要があります。
歯は何もしないと後戻りと言って、元の位置に戻ろうとする修正があります。それを防ぐために、矯正治療後もしばらくの間、リテーナーを装着して、歯を保定します。
この保定期間で油断してさぼったりしてしっまうと、せっかく動かした歯がもとに戻ってしまい、再治療が必要になってしまうケースもあります。
そうならないように、指示された通りに歯の保定を行うようにしましょう。
インビザラインGoとインビザライン ライトやインビザライン ファーストの違い
インビザラインGoは奥歯は動かせず、前歯の治療に特化しています。
インビザライン ライトは軽度の症状に適している点では似ていますが、インビザライン ライトは軽度であれば奥歯も動かす全体矯正にも対応している点で異なります。
また、程度の違いとしてもインビザライン ライトはインビザライン Goよりもより軽度な症状に対応することが多いです。
マウスピースの最大枚数もインビザライン Goが20枚であるのに対して、インビザライン ライトは14枚です。
そしてインビザライン エクスプレスは、他の二つよりもさらに軽度な症状に適した治療です。本当にちょっと気になるくらいの歯並びを整えるのに対応するのがインビザライン エクスプレスです。
マウスピースの最大枚数も7枚と少ないです。
まとめ
インビザラインGoは軽度の前歯の歯並びの乱れを治療するための治療法で、費用相場は35万円~50万円であることをご紹介しました。
また、他のインビザラインの種類と比較した際の特徴やインビザラインGoで治療した際の注意点を解説しました。
自分がどんな治療法に適しているのかを知るには、実施に歯科医院に行き、カウンセリングで歯科医師に意見をもらわないと判断できません。
そのため、本記事でインビザラインGo及び、インビザラインの種類や特徴について理解したら、次は実際に歯科医院に行き、歯科医師に自分にはどんな治療法が適しているか確認しましょう。
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