大人と子供の矯正治療の違いについて!費用や期間は?

  • 2022.04.052024.02.29
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最近では目立たない矯正方法が確立されてきたことから、大人の方で矯正をする人が増えてきました。以前は矯正治療は子供の頃からするもの、といったイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか?

今回は、大人と子供の矯正治療の違いについてお話ししていきますので、ぜひ参考にしてみてください!

大人と子供の矯正治療の違いについて

ここでは乳歯が生えている状態での矯正治療を「子供の矯正治療(小児矯正)」と表現します。そして、永久歯が生え揃っている状態での矯正治療を「大人の矯正治療(成人矯正)」と表現していきます。

成人矯正(大人の矯正)

まず、永久歯が生え揃ってから行う歯科矯正ですが、大体永久歯が生え揃うのが11歳〜18歳の間です(個人差あり)その頃から行うのが成人矯正です。

一般的に知られている、歯にブラケットと呼ばれる矯正装置をつけワイヤーで引っ張りながら行うワイヤー矯正や透明なマウスピースを使って行うインビザライン矯正などがあります。

成人矯正の場合は、歯が並ぶスペースがない場合や親知らずが生えている場合は抜歯(便宜抜歯)をすることもあります。

小児矯正(子供の矯正)

子供の矯正治療は、小学生~中学生の最初ぐらいまでの時期(第一期治療)と、中学生以降の時期(第二期治療)の2段階に分かけて行います。

第一期治療(6歳〜11歳ごろ)は、顎の成長や前歯と奥歯の生え方をコントロールすることにより、綺麗に永久歯が並ぶスペースを作ることを目的として行います。

具体的な治療方法としては、取り外しができる拡大装置、固定式の矯正装置、ヘッドギアなどの装置を使用して歯の生えてくる方向を修正したり、上顎の骨を拡大してスペースを作っていきます。

 

<小児矯正で使う矯正器具>

拡大装置:奥歯のポジションを調整しながら歯列を広げていく装置。固定式と取り外し式がある

固定式装置(リンガルアーチ):歯の裏側から固定式の矯正器具をつけて、歯を動かしたり、その位置へ固定したりします。

ヘッドギア:奥歯を後りへ引っ張り、歯の位置を変えたり顎の成長を調整していきます。

 

 

また、第一期治療の間に、お子様の口腔習癖(指しゃぶりや爪かみ、舌癖など)を改善するトレーニングも行っていきます。

装置をしている間は虫歯のリスクが高まりますので、親御さんと協力して口腔ケアをしていきましょう。

そして、永久歯が生えそろった後に第二期治療(11歳〜)として、成人矯正と同じワイヤー矯正(マルチブラケット)やマウスピースを使い歯を綺麗に並べていきます。

それぞれの治療期間や費用は?

成人矯正と小児矯正の費用はどれぐらいになるのでしょうか?それぞれご説明していきます。

小児矯正の期間や費用

小児矯正の第一期治療にかかる期間は、お子さまの歯の症状により異なりますが、1年〜4年程度です。

軽度なものであれば1年ほどで改善されますが、長い子ですと4年間装置を使い続ける必要があることもあります。

そして費用に関しては、使う器具によって異なりますが10万円〜50万円程度になります。

また、第一期矯正と第二期矯正を続けて同じ医院で行う場合は、多少費用が安くなることもありますので、歯科医院で費用について相談してみましょう。

成人矯正の期間や費用

成人矯正にかかる期間は1年〜3年程度です。しかし、重度の不正咬合の方などは3年以上かかることもあります。

費用に関しては、30万円〜100万円ほどになります。裏側矯正の場合は、少し割高になり100万円を超えることもあります。

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小児矯正をすれば抜歯が必要ない?

小児矯正では、次に生えてくる永久歯が綺麗に並ぶようにスペースを作る治療を行います。

そのため、成人矯正をするときには抜歯をする必要がないケースがほとんどです。

できるだけ健康な歯は抜かずに残しておきたいですよね。もし、将来的に歯列矯正をするつもりなのであれば、子供の頃から歯列矯正を始めることをおすすめします。


矯正治療には大人であるか子どもであるかによって違いがありますが、そのほかにも治療方針の違いは様々にあります。その中で自分に合った治療を提供してくれる医院を選定するには、専門的な知識や探す手間、時間などがかかります。

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大人で矯正を始めるメリット

子供の頃からの矯正では、歯を綺麗に並べるスペースを作るために抜歯をしないでも歯を並べられるといったメリットがありますが、大人の矯正でもいくつかメリットがあります。

・見た目が綺麗になりコンプレックスが解消される
・噛み合わせが良くなり顎関節症などのリスクが低くなる
・虫歯や歯周病になりにくくなり歯の寿命が長くなる

何より、見た目が綺麗になり長年のコンプレックスが解消した、人前で話すことが嫌じゃなくなったなど精神面でのメリットが大きいです。

矯正治療はいつ始めても遅くありません

もう大人だし、歯列矯正を始めるのは遅すぎるかな…と相談される方が多いですが、歯列矯正に関してはいつ始めても遅いということはありません。

歯を支える顎の骨(歯槽骨)がしっかりしていれば何歳になっても、歯列矯正をすることができます。

いつまでも健康な歯で食事がしたいと、60代以上の方でも矯正治療を始める方もいらっしゃいます。

歯列矯正は、見た目が綺麗になるだけでなく、噛み合わせが整い物がしっかりと噛めることで全身への健康にも良い影響を及ぼしていきます。

まずは、歯科医院で矯正について相談してみてくださいね。

まとめ

今回は、大人と子供の矯正の違いについてお話ししました。

大人の矯正(成人矯正)は、永久歯が生えそろった時点で行う矯正方法で、歯にブラケットを固定して行うワイヤー矯正やマウスピースを使ったインビザラインなどが主流です。

そして、子供の矯正(小児矯正)では、第一期と第二期の2つに分けて矯正治療を行なっていきます。

第一期では、顎の骨を広げて永久歯が生えるスペースを確保することが目的で、その後永久歯が生えてから成人矯正と同じように矯正器具で歯を綺麗に並べていきます。

小児矯正は成長期を利用して矯正治療を行うために、将来的に抜歯をしなくて済むなどのメリットがあります。

そのため、できれば子供の頃から歯列矯正をすることをおすすめしますが、成人になってからでも十分に歯を綺麗にすることができます。

矯正治療を考えている方は、ぜひ一度歯科医院で行われている無料相談へ足を運んでみてください。

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