妊娠中に歯科矯正を始めたい!矯正中に妊娠が発覚!そんな時どうしたらいいの?

  • 2023.06.152024.02.29
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妊娠・出産は人生の一大イベントです。妊娠が発覚した時に歯科矯正をしている途中だった、もしくは妊娠を希望しているけれど、歯科矯正を始めたいという方も中にはいるかもしれません。今回は妊娠中の歯科矯正についてお話ししていきますので、ぜひ参考にしてください。

妊娠中に歯科矯正を始めても大丈夫?

結論から言いますと妊娠中でも歯科矯正は可能ですが、時期によってはおすすめしない場合もあります。

歯科矯正は基本どんな時にも始めることができます。しかし、妊娠するとホルモンバランスが崩れたりつわりが始まったりと体調がとても不安定になりやすいため、矯正中のトラブルが起こりやすくなります。

そのため、どうしても矯正治療を始めたい場合は、担当の歯科医師とよく相談して決めるようにしましょう。

妊娠初期は矯正を始めるのは避けましょう

特につわりが起こりやすい妊娠初期(妊娠1ヶ月〜4ヶ月)は歯磨きをするのも気持ち悪いという方がいます。

矯正器具(特にワイヤー矯正)が歯に装着されると歯磨きがしにくくなり、さらにつわりで歯磨きが困難になると、汚れによって虫歯や歯周病が起こりやすくなります。

また、妊娠中には女性ホルモンを栄養源とする歯周病菌が活発になることで「妊娠性歯肉炎」を起こしやすくなります。

参考:育児と乳歯の情報サイト

矯正を始めるなら安定期に入ってから

どうしても矯正をしたい場合は、妊娠の安定期と言われる5ヶ月を過ぎてからにしましょう。また、矯正を始めるにあたって抜歯や虫歯治療が一通り終わっていることが大前提です。

妊娠中は歯科麻酔やレントゲンを避けたいと考える方が多いと思います。歯科治療で使われる局所麻酔は少量であるためお腹の赤ちゃんに届くことはないですし、レントゲンも被ばく線量は少なく、また腹部から離れた部分の撮影になりますので、赤ちゃんへの影響はほとんどないと言われています。

ただ、矯正に伴い抜歯や虫歯治療が必要になると麻酔やレントゲンを使う機会が多く、特に抜歯をしなくてはいけない歯が多い場合は、心身ともにストレスになることもあるため、歯科医師と相談して出産後にするなどしましょう。

妊娠中に矯正をするならマウスピース矯正がおすすめ

妊娠中に矯正をしたい場合、おすすめなのが「マウスピース矯正」です。最近では、インビザラインやクリアコレクト、アソアライナーなどたくさんのマウスピース矯正があります。

インビザラインの作り直しの費用は?理由や期間も詳しく解説!

もちろんワイヤー矯正をすることもできるのですが、体調不良の際に器具をご自身で取り外しできないこと、歯ブラシが難しく汚れが溜まりやすくなること、そして出産の際に口腔内を傷つけてしまうことがあるといった面から、ワイヤー矯正よりもマウスピース矯正をおすすめします。

マウスピース矯正であれば、つわりで体調が悪い時には外すことができ、調子がよくなったら装着するなどご自身で調整をすることができます。もし外す時間が長くなってしまった場合にはマウスピースの交換日数は長くするようにしなければなりません。

また、出産の際にはしっかりといきむことができるように、マウスピースを外して望むことも可能です。歯磨きをする際にはマウスピースを外すため、いつも通り歯磨きをすることができ虫歯や歯周病のリスクも減るでしょう。

もし、妊娠中に矯正をしたい場合は、マウスピース矯正ができるか歯科医師に相談してみてくださいね。

歯の矯正でマウスピース矯正が人気を集める理由とは?どのようなメリットやデメリットがある?

歯科矯正中に妊娠が発覚!どうするべき?

歯科矯正中に妊娠が発覚した!という場合もあるかもしれません。特に結婚式に向けて歯科矯正を始めたところ、妊娠が発覚したといったケースもあるかと思います

歯科矯正中でも特に体調面で問題がなければ、歯科矯正はそのまま続けることができます。ただし、妊娠初期はつわりが起きやすいことから、普段より歯磨きがしにくくなることで歯周病などのリスクが高まります。

そのような場合は体調の良い時をみて、しっかり歯磨きをするようにしましょう。

歯磨きをする際に、少し工夫をしてみるのもいいかもしれません。歯磨きをするタイミングは食後に行うのが効果的ですが、つわりなどで大変な時はお風呂でリラックスした時に磨くのもいいかもしれません。また歯ブラシはヘッドの小さいものを選ぶと奥歯を磨く時に気持ち悪くなりにくいのでおすすめです。少し下を向きながら、歯磨き粉も臭いの少ないものを使用するなど工夫をしてみてください。

また、出産のタイミングでワイヤー矯正をしている場合は矯正器具を装着したまま出産に挑んでいいのか、担当の歯科医師や産婦人科医と相談するようにしてください。

もし、口腔内を傷つける恐れがあると判断された場合は、場合によって矯正治療を早めに切り上げたりすることもあります。


歯列矯正ってとても専門的な領域なので、分からないことってたくさんありますよね。
今回のように妊娠中の矯正はどんな影響があるのかなど。やはり分からないことは専門家である歯科医師に相談することが一番です。

そんな時、自分にあった歯科医院を選ぶにはデンタルジュに手伝ってもらいましょう。

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妊娠中の矯正で気をつけて欲しいこと

もし妊娠中に矯正治療を始める場合、もしくは矯正中に妊娠が発覚した場合に気をつけてほしいことについてお話しします。

・歯周病に注意する

・自己判断で通院を止めない

歯周病に注意する

先ほどもお話しした通り、妊娠中は女性ホルモンが多く分泌されます。

その女性ホルモンは特定の歯周病菌を増殖させてしまう特徴があり、他にも唾液分泌が抑制されることで「妊娠性歯肉炎」が起こりやすくなります。

歯肉炎の状態であれば、正しい歯磨きで元の状態に戻すことができますが、放置してしまうと歯肉炎から歯周病へと移行してしまいます。

日本臨床歯周病学会では、妊娠中の女性が歯周病に罹患している場合、低体重児や早産のリスクが健康な人に比べて7倍も高くなると発表をしています。

つわりの時期はなかなか歯磨きもしんどくなると思いますが、体調の良い時に丁寧にしっかりと歯を磨くようにしましょう。妊娠中は身体もだるく何事もおっくうになりがちですが、自分の健康のためにも、赤ちゃんのためにも少し頑張って歯磨きをするようにしましょうね。お口の中がさっぱりとするマウスウォッシュもおすすめですよ。

参考:日本臨床歯周病学会

自己判断で通院を止めない

もし歯科矯正中に妊娠が発覚した場合でも、自己判断で通院を止めないようにしましょう。

もちろん体調が悪い時には無理をして通院する必要はありませんが、妊娠したことを担当の歯科医師に報告し、今後どのように治療を続けて行くかプランを考える必要があります。

また、矯正の途中で通院を止めてしまうと歯並びが崩れてしまったり、歯が後戻りを起こして噛み合わせが悪くなるなどのトラブルを起こしてしまう原因にもなります。

歯科医院にも相談して、できるだけ体調が良い時に通院するようにしましょう。ただし、歯科医院によっては矯正日が月に2回などと決まっているため、なかなかその日に通院できないということもあるかもしれません。

もし矯正中に妊娠をする可能性が少しでもあるのなら、毎日矯正治療を行っている矯正専門の歯科医院で治療を始めることがおすすめです。また矯正治療と歯のお掃除も一緒に行ってくれる病院もありますので歯科医院に確認してみてください。

まとめ

今回は妊娠中の歯科矯正についてお話ししました。妊娠中でも基本的には歯科矯正をすることができます。しかし、時期によってはつわりがあったり、体調も不安定になりますので、矯正をする場合は安定期に入ってからがおすすめです。

また、ワイヤー矯正よりもマウスピース矯正であれば矯正器具をご自身で取り外すことができるため、歯磨きがいつも通りできたり、体調が悪い場合は外すことができたりと自由に調整することができるため、おすすめの矯正方法です。

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