矯正をすると顔のエラにも変化があるの?噛み合わせの変化で起きることとは

  • 2024.05.29
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口元は顔の印象を大きく左右すると考えられています。

矯正をして、噛み合わせのバランスを整えるといくつもメリットがありますが、顔のエラにも変化がある場合があります。

ただし、エラが張っている原因によっては矯正だけでは改善が難しい場合もありますので、ご紹介します。

矯正をすると顔のエラにも変化がある?

エラ張りとは顔の横幅が広がりますが、特に顔の下あたりや耳の下あたりが張っていることが多くなります。

顔のエラが張ってしまった原因によっては、矯正をすると変化がある場合もありますので、ご紹介します。

エラが張ってしまう原因とは?

骨格的な原因

エラが張っている原因の1つには、遺伝が関係している骨格的な原因があります。
生まれつき、下顎の「下顎角」という部分が角張っている場合、エラが張る原因になります。
骨格的な原因の場合には、残念ながら矯正治療をした場合でも、エラの改善は見込めないでしょう
この場合には、顎の骨が削る処置などが必要になる場合があり、歯科の領域では難しいことが多いです。

ただし、口元の印象は大きく変わりますので、歯並びを改善させたり、口元の突出感などの印象を変えたりしたい場合には、矯正治療をおすすめします。

咬筋の過剰な発達が原因

顔には多くの筋肉がありますが、エラの部分には、「咬筋」があります。
この咬筋は、食事で噛む時、食いしばる時、話す時などの使われる筋肉です。
咬筋が強い力を持っており、固い物を噛みちぎることも可能なため、毎日の習慣で強い力がかかり続けると咬筋が過剰に発達します。

そうすると、咬筋が発達して顔の輪郭にも影響があります。
噛み合わせのバランスが崩れていると、片方だけ咬筋が発達してしまう場合もあります。
そうすると、顔の輪郭が左右対称ではなく、バランスが悪くなってしまいます。

咬筋の過剰の発達の場合には、矯正治療で噛み合わせの改善をして、適切な力がかかるようになると咬筋にかかる力が均等になりやすくなります。
その結果、顔の輪郭に変化が出たと感じることもあるでしょう
※症状によって個人差があります。

矯正で改善されること

矯正をするとかみ合わせが改善して歯ぎしりをしにくくなる

歯ぎしりは、寝ている時に無意識に行っていることが多く、ご自分で改善するのは難しいと考えられています。
歯ぎしりは、歯並びが悪いと、一部分に当たりやすく歯ぎしりをしやすい傾向にあるといわれています。

そのため、歯並びがきれいになると、噛み合わせのバランスが良くなり、歯ぎしりがしにくくなります。

バランス良くしっかり噛むことができる

矯正で歯並びを改善すると、見た目の印象が気になる方が多いですが、噛み合わせのバランスが改善してしっかり噛むことができるようになります。
バランス良くしっかり噛むことは重要で、肩こり首こりなどの改善につながることもあります。

また、しっかり噛むことで消化にも良い影響があり、胃腸に負担がかかりにくくなります。

見た目のコンプレックスが改善されやすい

歯並びは、顔の中で印象を大きく左右する部分です。

ガタガタした歯並びや「出っ歯」「受け口」などの不正な歯並びは、見た目が気になってしまい笑う時に口元を覆ってしまうことも少なくありません。

矯正をすると、コンプレックスが改善されて、笑顔に自信を持ちやすくなります。

歯の健康を維持しやすくなる

歯並びや噛み合わせのバランスが崩れている場合には、歯並びが悪い所に汚れが残ってしまいがちです。

歯並びや噛み合わせのバランスが改善すると、歯ブラシが当たりやすくなり、セルフケアがしやすくなります。

毎日のセルフケアがしやすくなることで、お口の環境を整えて歯の健康を維持することにつながります。

どのような矯正方法があるの?

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歴史のある方法で多くの症例があります。

幅広い不正な歯並びに対応しており、歯を大きく動かさなければいけないケースも適用になることが多いです。

表側矯正

歯の表面にブラケット装置をつけて、ワイヤーを通し、適切な力をかけて歯を動かす方法です。

以前は金属の装置が主流で、歯の表面に装置をつけるため、矯正中の装置の見た目が気になってしまうことがありました。

現在は、白や透明のブラケット装置や審美ワイヤーも選択できるようになったため、矯正中の見た目が改善されてきています。

裏側矯正

歯の裏側に矯正装置をつける方法のため、矯正装置がほとんど見えません。
矯正中の装置の見た目が気になる方におすすめの方法です。

また、歯の裏側は唾液腺も近く、汚れを流しやすくなります。
ただし、裏側矯正は歯の裏側につける分技術力も必要で、治療ができる歯医者が限られてきます。

また、表側矯正と比較すると、費用も高い傾向になります。

マウスピース矯正

患者さまのお口の中をスキャンして、歯にぴったり合ったマウスピースを作製します。
段階的に形の違うマウスピースに交換することで、歯並びを整えていく方法です。
マウスピース矯正も透明のマウスピースを使用するため、矯正中の装置の見た目が分かりにくい方法です。

また、取り外しができるため、「食事」や「歯磨き」の際には、今まで通り食事や歯磨きができます。
取り外しができるメリットはありますが、その分自己管理は必要です。

1日20~22時間の装着が必要ですが、食事の後少しだけ……。と外している時間が長くなってしまうと、治療計画通りに歯が動かない場合があります。

また、マウスピース矯正は、1度のスキャンで多くのマウスピースを作製しますが、マウスピースが合わなくなってしまうこともあります。
マウスピース矯正は、決められた装着時間を自己管理する必要があります。

まとめ

矯正をすると歯並びだけでなく、噛み合わせのバランスもよくなるため、咬筋が発達し過ぎている場合には、筋肉バランスも改善しやすくなります。
そうすると、顔のエラも落ち着くことが考えられます。

ただし、骨格が原因の場合には、矯正では改善が見込めず外科手術が必要なケースもあります。
噛み合わせのバランスが崩れていると、さまざまな悪影響がありますので、矯正治療をご検討の方は一度クリニックに相談してみましょう。

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