歯列矯正は「分割払い」もできる?支払い方法の種類について

  • 2022.04.082024.02.29
歯列矯正は「分割払い」もできる?支払い方法の種類について

矯正の相談医院探しカウンセリング予約

"歯のプロ"であるコンシェルジュがすべて無料ででサポートいたします!

もっと詳しくデンタルジュLP

(完全無料)

高額な治療費がかかる歯列矯正ですが、費用面でなかなか治療に踏み出せないという方も多いのではないでしょうか?

しかし、最近は「分割払い」など支払い方法にも色々な種類が出てきていますので、昔に比べるとハードルが低くなってきています。

今回は、歯列矯正の支払い方法で分割払いは可能なのか?他にはどんな種類があるのかについてお話ししていきます。

歯列矯正で分割払いは可能?

全額(全ての歯)を歯列矯正するとなると最低でも80万円くらいの費用がかかってきます。

そのため「一括で支払いをするのは難しいから治療に踏み切れない…」という方も多いのではないでしょうか?

そんな方におすすめなのが、歯列矯正の分割払いです。

歯列矯正には2つのタイプの分割払いがあります。1つ目が「院内で独自に行なっている行っている分割払い」、2つ目が「デンタルローンによる分割払い」です。

それぞれ詳しく説明していきます。

院内分割払い

「院内分割払い」は、歯科医院で独自に行なっている支払い方法です。

医院によってルールは異なりますが、例えば歯列矯正にかかる費用80万円を治療期間(例えば3年)の間に分割で支払うなどの流れにすることができます。

他にも院内分割の支払い方法として…

・治療期間中(2年〜3年)の間で分割払い
・回数を決めて分割払い(3回払い、12回払いなど)
・前金を払い、残りを分割払い

以上のような支払い方法も可能な歯科医院があります。

院内分割払いのメリットは、ほとんどの場合が分割手数料がかからない点面倒くさい審査がない点です。

医院によっては、分割手数料が無料といったサービスを行なっているところもあるため、手数料がかかるデンタルローンのように、余計なお金をかけずに治療することができます。

ただし場合によっては手数料や利子などがかかることもあるので、無料相談の際に必ず聞いておきましょう。

また、デンタルローンではローン会社による審査が必要です。書類の記入など面倒くさい手間が院内分割にはありません。

院内分割のルールは医院によって異なり、分割払いに対応していない医院も多いので必ず事前にリサーチしておきましょう。

院内で支払いする場合は、現金払い・銀行振込(振込手数料は自分で負担)・クレジットカード払い、最近では電子マネーでも支払える医院が増えています。

デンタルローン

デンタルローンとは、歯科診療にかかる高額な治療費(自費診療)の支払いを金融機関に立て替えてもらい、その後分割で金融機関に支払っていくシステムです。

住宅ローンなどと同じように、審査が必要で職業や年収を申告する必要があります。

ほとんどの場合が分割手数料がかかるため、元の費用よりも割り高になりますが、最大で84回の分割払いが可能ですので、手元にまとまったお金がなくても治療を始めることができます。

頭金などを払う必要もなく、治療費をしっかりと分割することができるので計画的に返済できるのであれば治療を負担なく進めていくことができます。

デンタルローンの申請をする際は、医院からパンフレットをもらい、自分でインターネットや電話などで手続きを行います。医院に審査結果が送られてきて、承諾してもらえば申請完了となります。

デンタルローンは気軽に申請できますが、ご自身のお財布事情としっかり相談して申し込むことが重要です。

歯科矯正はデンタルローンを利用できる?条件と各種の支払い方法について解説

クレジットカードでの分割払い

歯列矯正治療の支払いとしてクレジットカードの分割払いを選択する際には、多くのメリットがあります。

まず、多くの歯科医院で受け入れられており、手続きが簡単です。
また、支払いに応じてポイントやマイルが貯まる可能性があり、初期費用の負担を軽減しながら、月々の支払いで家計の管理が容易になります。

しかし、デメリットも存在します。分割払いには利息や手数料がかかることが多く、総支払額が増加する可能性があります。
また、クレジットカードの分割払いは利息が院内分割やデンタルローンよりも高くなるケースが多いです。

したがって、クレジットカードの分割払いを選択する際には、これらのメリットとデメリットを総合的に検討し、個人の経済状況に合った適切な支払い方法を選ぶことが重要です。

矯正の分割払いを始めるタイミングは?

矯正治療の契約をした後、どのタイミングで支払いが始まっていくのか?という疑問ですが、院内分割の場合は治療が始まってからが一般的です。

前払いが必要なケースでは、治療が始まる前か1回目の治療の際に支払い、その次の治療から分割払いが始まるという流れが多いです。

分割払いは月に1度の調整日に支払う流れになるでしょう。

医院によって、タイミングも異なりますので支払いが遅れないためにも事前にしっかり確認しておきましょう。

デンタルローンの場合は、契約をした次の月から支払いが始まることがほとんどです。基本的には口座から引き落としでのお支払いになります。

毎月の調整費が別でかかる場合も

歯列矯正が始まると、毎月もしくは2ヶ月に1回ほどのペースで矯正器具の調整に通院する必要があります。

この調整料は分割払いに含まれておらず、その都度かかることがほとんどですので、毎月の支払額について事前に歯科医院に確認するようにしましょう。

調整費も分割払いに含まれている総額制の場合は、支払いの必要がありません。

学生や主婦でも分割払いは可能か?

学生の方や主婦の方など、ご自身で収入がない人は分割払いが利用できるのか心配になる方もいるでしょう。

まず院内分割に関しては、各医院が独自に行っている制度なのでルールは各医院によります。
学生や主婦など自分に安定した収入がない方も保証人を立てることにより利用できる場合が多いです。

次にデンタルローンに関しては、審査が必要になるので、主婦の方は審査が通りにくいです。
この場合、安定した収入がある人の名義で審査を申し込むと良いでしょう。

また、20歳未満はローンの申し込みができないので、20歳未満の学生は申し込みができません。
学生の方は親御さんに許可を得て、親御さんの名義でローンを申し込みましょう。

クレジットカードでの分割払いに関しては、そのクレジットカードで分割払いが利用可能で、治療を受ける歯科医院がクレジットカード払いに対応していて、かつクレジットカードでの分割払いにも対応しているのであれば可能です。

ただし、前述したように分割払いには利子がつくので、きちんと支払計画を立てたうえで分割払いを利用しましょう。

医療費控除も利用しよう

できるだけ治療費の負担を少なくするために、医療費控除を利用することもおすすめします。

ご家族で年間合計10万円を超える医療費(歯科も含む)がかかった場合「医療費控除」を受けることができます。

歯列矯正治療も控除の対象となりますので、医療費に関する領収書は大切に保管しておいて、利用することをおすすめします。

ただし、歯列矯正は審美目的ではなく噛み合わせを治療するといった目的が対象になります。

医療費控除では保険治療費・審美治療が目的ではない自費治療費および、交通費が対象となります。

子どもの歯列矯正はいくら戻ってくる?医療費控除の仕組みを紹介!

矯正治療が保険適用されるケース

矯正治療が保険適用されるケースには限定されています。

これには、生まれつきの先天性異常(特定された59の疾患)、顎の大きさや形が異常な顎変形症、前歯の永久歯が3歯以上萌出不全の場合などが含まれます。

これらの条件を満たし、歯科医師による診断がなされた場合に限り、公的医療保険の適用が可能です。

また保険適用になるには、指定された医療機関で診断を受ける必要があります。

保険適用となる歯科医院の探し方については以下の記事で詳しくご説明しています。

保険診療できる矯正歯科はある?保険適用になるケースや症例とは

まとめ

今回は、歯列矯正の支払いに分割払いはできるのか?と内容をお話ししました。歯科医院によって院内分割やデンタルローンを用意しているところがあります。

院内分割の場合は、分割手数料がかからずに分割払いができるメリットがあり、デンタルローンでは60回払いなど細かく分割の回数を設定できるので負担なく支払いをすることができます。

ただし、このような分割払いがない医院もありますので事前にホームページなどで確認しておきましょう。

歯列矯正の費用について不安なことがあれば、歯科医院の無料相談などで実際にドクターに相談してみてください。

デンタルジュでは、あなたにあった歯科医院探しのお手伝いをしています。お気軽にご利用ください。

こちらの記事もおすすめ:【永久保存版】矯正治療の費用ってどれくらいかかるの?

【永久保存版】矯正治療の費用ってどれくらいかかるの?

矯正の相談医院探しカウンセリング予約

"歯のプロ"であるコンシェルジュがすべて無料ででサポートいたします!

もっと詳しくデンタルジュLP

(完全無料)