【永久保存版】矯正治療の費用ってどれくらいかかるの?

  • 2021.05.122024.02.29
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矯正治療といえば「治療費が高い」というイメージを持っている方も多いと思います。

確かに、虫歯の治療などとは違って、医療保険の適応外になることがほとんどで

全額自己負担で高額な治療となります。

そこで、気になる矯正治療にかかる費用の相場をご紹介します。

ワイヤー矯正の種類や費用を解説!ワイヤー矯正とマウスピース矯正どっちが向いてる?

実際の装置代の相場はどれくらい?

矯正治療の大部分を占めるのが『装置代』です。

まずは装置別に相場費用をご紹介します。

表側矯正

ブラケットという小さな装置を歯1本1本の表面に取り付け、それらをワイヤーで連結します。

ワイヤーが歯に力を加え、正しい位置に誘導して歯並びを整えていきます。

さまざまな歯並びに対応できる、最も一般的な矯正方法です。

 

相場:70~100万円

表側矯正の相場には幅があります。

一番最低額はブラケットとワイヤーが金属の場合がほとんどです。

他に目立ちにくい透明や白いブラケットやワイヤーを使うと、追加料金として金額がアップすることが多いです。

 

 

裏側矯正

表側矯正でも使っている、ブラケットとワイヤーを、歯の裏側に取り付ける方法です。

歯を動かす作用は表側矯正と同じで、装置が歯の裏に付いているため、矯正治療をしていることに気づかれにくい装置です。

 

費用相場:100~150万円

どの矯正歯科医院でも取り扱っているわけではないため、希望の場合には事前に確認が必要です。

取り付けには高度な技術を要するため、費用は表側よりもさらに高額になります。

 

 

ハーフリンガル矯正

  • ハーフ=半分
  • リンガル=舌側

という意味合いの矯正方法です。

目立たないように裏側矯正を行うのですが、目立ちやすい上の歯が裏側に取り付け、目立ちにくい下の歯は表側に取り付けます。

 

費用相場:90~130万円

すべて裏側に取り付けるよりは費用がお安くなりますが、やはり裏側に取り付ける高度な技術は必要ですので、表側矯正よりは高額になります。

 

 

マウスピース矯正(インビザライン)

歯列全体を覆うマウスピースを定期的に交換しながら、歯に圧力をかけて整えていく方法です。

いくつか方法がありますが、デンタルジュでは最もさまざまな歯並びに対応できるとされている

『インビザライン』を導入されている医院を推奨しております。

【インビザラインとは】インビザラインでの歯科矯正のメリット・デメリットを解説!

費用相場:80~100万円

インビザラインは噛み合わせも含め、全体的に歯並びを整えます。

難しい症例になると、マウスピースに他の装置を追加したりと、さらに追加費用が掛かる場合もあります。

また、症例によってはマウスピースではできないと診断される場合もありますので、まずはご自身の歯並びが適応しているか確認が必要です。

 

 

部分矯正

比較的軽度な乱れを部分的に治したい場合に用いられる方法です。

 

費用相場:30~60万円

ブラケットワイヤーの場合は装置が少なくて済みますし、マウスピースも力を加える部分が少なく、マウスピースの交換枚数も少なく済むため、短期間で終わることが多いです。

そのため、費用は全体矯正よりも低くなる傾向にあります。

部分矯正はブラケットワイヤーでも、マウスピースでも部分的に行うことができます。

ただし、部分矯正に対応しているかは医院によって違うため、事前に確認が必要です。

 

 

矯正治療でかかる費用の内訳を知っておきましょう

矯正治療は一口に「高い」と言っても、さまざまな検査や診断が必要です。

費用としてかかる内容を解説しますので、参考にされてくださいね。

 

①初診・相談料

お口の状態を確認して、治療の流れの説明があります。

患者さま側のお悩みやどんな歯並びになりたいかなど、この時にしっかり相談しておきましょう。

その医院が取り扱っている治療方法や装置で対応できるのかどうか、費用はどれくらいかかるのかの目安なども分かるので、医院選びの参考になります。

医院によって、初回は無料の場合もありますが、検査内容によってはレントゲンやお顔の写真を撮影して参考にすることもあり、3,000円程度かかる場合もあります。

 

②精密検査料

レントゲン撮影、CT画像撮影、歯型模型作成、お顔の写真撮影など、さまざまな検査を行い、より細かく診断します。

矯正治療を行う上でのシュミレーションをおこない、治療計画を立案するための検査です。

 

③診断料

精密検査の結果をもとに、治療方法や治療計画を決定します。

 

④矯正基本料・装置代

先にご紹介した、装置の代金を含む、基本的な矯正治療費用です。

選択した治療方法によって費用が異なります。

 

⑤調整料

定期的に装置の調整や交換で来院した際に支払う費用です

 

⑥後戻り防止装置代

矯正治療終了後、リテーナーと呼ばれる装置をしばらく装着します。

整った歯並びが後戻りしやすい時期に装着して予防するための装置です。

 

⑦定期健診料

定期的に来院し、歯並びの確認や歯のクリーニングなどを行う際にかかる費用です。

 

トータルフィー制度を導入している医院もあります

トータルフィー=費用が総額制で、追加費用が掛からない方式

矯正治療では、年単位で定期的な通院が必要になります。

そのため、治療費を払った後も、定期的に来院した際の定期検診料や調整料がかかります。

トータルフィー制度は、定期検診料や調整料、保定装置料などが含まれた総額を支払う方式です。

 

メリット

・提示された金額から変わらないため総額が分かりやすい

・来院の都度支払わなくて済む

・治療年数が長くなっても追加費用が発生しない

(進行状況や、治療過程のケースによっては、追加費用が掛かる場合もあります)

デメリット

・さまざまな費用をはじめから含んでいるため、総額としては高額になることもある

・治療が早く終わっても総額は変わらない

・総額を分割払いにした場合、月々の支払額が高めになることがある

 

 

カウンセリングで「しっかり確認」が重要です!

歯並びやお口の状況は個々によって違います。

ですから、中には相場から外れることもあるため、参考程度にお考え下さい。

また、自分の理想の歯並びになるには、いくらかかるのか?

というのは、医院によってさまざまです。

だからこそ、カウンセリングでしっかり料金を確認しておくことが大切です。

 

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