矯正は矯正装置が目立ってしまい、気になってしまうことも少なくないですよね。矯正装置が目立たないように歯の裏側に装置をつけて矯正する裏側矯正があります。治療中の見た目を気にして、矯正にふみきれない接客業の方や仕事でお話をする機会が多い方におすすめの治療法です。
そんな裏側矯正にもいくつか種類があり、ご紹介しますので矯正の種類で迷った際には費用も含めて比較、検討してみてくださいね。
カスタムメイドリンガルブラケット装置
患者様1人1人のお口の状態をスキャンしてコンピュターに取り込み、CADCAMのシステムを利用して、既製品ではなくオーダーメイドのブラケット装置を作製する方法です。
歯にフィットする様に装置が作製されるので既製品の裏側矯正装置に比べ、厚みを薄くすることができます。
費用目安
90万円~150万円
カスタムメイドリンガルブラケット装置のメリットとデメリット
メリット1 発音しやすい
裏側矯正のデメリットとして発音しにくいことがありましたが、カスタムメイドリンガルブラケット装置はできるだけ薄くできるように設計しているので、装着感が良く裏側矯正の中で一番発音しやすくなります
メリット2 治療期間を短縮することができる
お口の状態を3Dスキャンして治療計画を立てるのでブラケットをつける位置を精密にすることができ、治療期間を短縮することができます。
デメリット1 ブラケットに製作時間がかかる
既製品のブラケット装置はすぐに装置をつけることができますが、この装置は型取りをしてから歯型をドイツに送り、それからオーダーメイドで作製するので、ブラケットの製作に時間がかかります。
デメリット2 紛失した場合に時間がかかる
オーダーメイドの矯正装置なので、外れて紛失してしまうと型取りをし直して再度作りなおさなければいけません。その場合には初めにブラケットを作製した時と同じ期間がかかります。外れても紛失しなければそのブラケットを着けなおすことができます。
カスタムメイドリンガルブラケットの種類
インコグニト
患者さん1人1人の歯型に合わせて歯の形状を元にブラケットを作製します。 ワイヤーの曲げの加工も機械が行うので、お口にぴったり合った装置を作製することができます。
ハーモニー
こちらも3Dデータを元に歯に合わせて装置を作製していきますが、セルフライゲーションブラケットを使用しているので、より早く、違和感も少ない矯正装置です。