矯正治療を始めたら、やっぱり気に入らないからと簡単に「別の医院」「別の治療法」という訳にはいきません。
ですから、「安いから」「近いから」「評判がいいから」といったように、それだけで医院を選ぶのは少し危険なんです。
後悔する治療にならないためにも、しっかり医院選びのポイントを押さえておきましょう。
どの医院で治療をするか迷われている方は、ぜひこの投稿を参考に医院選びしてみてくださいね。
人生一度きりの矯正治療 絶対後悔したくない!
矯正治療は自費治療のため、保険診療の治療よりも高額な医療費になってしまいます。
一度始めたからには「治療が気に入らないから転院する」といったことも気軽にできないでしょう。
そこで
- 何を基準に選べばよいかわからない…
- 医院が多すぎて選べない…
といったお声を耳にしましたので、
矯正治療の医院を決める判断基準を5つご紹介したいと思います。
医院選びのポイント➀:歯科医師
歯科医師の技術
矯正治療は歯科医師の技術によって治療期間が異なります。
- 専門医が在籍しているか
- どのような器具を使っているか
など、ホームページやパンフレットで確認しましょう。
歯科医師やスタッフとの相性
治療期間が年単位でかかることの多い矯正治療は、歯科医師やスタッフとの相性が合わないことが継続できない原因になることもあります。相性はカウンセリングの段階で確認しておきましょう。
医院選びのポイント②:医院のコンセプト
一般歯科との連携
歯列矯正は虫歯がある状態のままは治療開始できません。
他の医院で虫歯治療することもできますが、歯科医師を変えたくない場合は虫歯治療も行っている医院を選ぶのがおすすめです。
一般歯科・矯正歯科と標榜している医院は沢山あるので、矯正治療にどれくらい力をいれているのかは事前確認しておきましょう。
矯正専門
矯正治療は特殊な器具や装置を使うことや、高度な知識と技術を伴う治療のため、矯正治療のみを専門で行っている医院もあります。
専門性の高さや、歯科医師の中には認定医を取得しているなど、矯正治療に特化したコンセプトや治療内容ですが、並行して虫歯や歯周病の治療をおこなう、抜歯が必要になった際など対応できない医院もあります。
その場合には、別の医院と並行して通院が必要になることもありますので注意が必要です。
院内の雰囲気
院内の雰囲気も医院によってさまざまです。
ホームページやパンフレットで事前確認することもできますが、待合室や診療室の清潔感、どんな設備が整っているかなど、実際にカウンセリングに出向いて確認しましょう。
ご自身が長く、気持ちよく通院できると感じる医院を選ぶことが大切です。
医院選びのポイント③:立地
通勤・通学路圏内かどうか
矯正治療は定期的に通う必要がある治療のため、平日でも通いやすい通勤圏内や通学路圏内で選ぶのがおすすめです。
自宅からの通いやすさ
休日しか通うことができない場合は、自宅から通いやすいか確認しておきましょう。
今ではキッズルーム完備や駐車場のある医院が増えています。ご自身のライフスタイルに合わせて医院選びをしましょう。
医院選びのポイント④:費用
費用の上限を決めておきましょう
矯正治療はほとんどが自由診療のため治療費も高いです。まずはそれぞれの矯正器具の相場と、ご自身の費用の上限を照らし合わせましょう。
分割払いやデンタルローン、クレジットカード支払いを取り扱っている医院も増えていますので、ご希望の方はデンタルジュにご相談ください!
調整料がかかるかどうか
矯正治療は装置の調整を行う際に、毎回調整料を支払うケースが多いです。
相場は5,000円程度ですが、中にはこの調整料を最初の費用に含めている医院もあります。(トータルフィー制度といいます)
この調整料によって、支払うトータル金額が変動しますので注意しましょう。
医院選びのポイント⑤:サービス
アフターフォロー
矯正治療終了後は、後戻りを防止するために「保定装置(リテーナー)」を使用します。
この保定期間は治療方法や医院の方針によって異なるため、カウンセリングの時にしっかりと確認しておくことが大切です。
矯正中のトラブル対応
矯正中に虫歯になってしまったり、転倒して歯が欠けてしまった時など、トラブル時に医院側がどう対応するのかといったところも確認しておきましょう。
そもそもトラブルが起きないように、虫歯予防のためのブラッシング指導に力を入れている医院もあるのでカウンセリング時にそのあたりまでチェックしてみてくださいね。